三茶de大道芸
毎年10月か11月に、東京都世田谷区にある三軒茶屋駅の周辺で行なわれている小規模な大道芸祭りです。1997年に始まりました。日程が大道芸ワールドカップin静岡や他のイベントと重なることが多く、なかなか見に行く機会に恵まれません。
2018年
日時 | 2018年10月21日(日) |
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場所 | 世田谷区・三軒茶屋駅周辺 |
料金 | 無料 |
三茶de大道芸の一環として行なわれた「サーカス・シルクール」を見たついでに、本体の方にも久しぶりに参加しました。
今回見たのは、順に
- NANIROSSI
- Luminous
- コバヤシユウジ
- 荒木巴
です。時間もあまりなかったため、1ヶ所にとどまって知らない芸人だけを見ることにしました。
NANIROSSI はイタリアから来た男女ペアのクラウンで、クラウニングとアクロバットを披露していました。Luminous は女性4人組のソプラノ歌手です。モーツァルトの魔笛の曲や、トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」のソプラノバージョン、アナと雪の女王の「ありのままで」(日本語歌詞)など、クラシックを中心にカラオケおよびアカペラで何曲か歌っていました。あとの2人はどちらもマジシャンです。いずれも、わざわざ見るほどではありません。
2006年
日時 | 2006年10月22日(日) |
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場所 | 世田谷区・三軒茶屋駅周辺 |
料金 | 無料 |
この年で10回目を迎えました。規模も年々大きくなり、各芸人の開始時刻の随分前から客が集まるようになりました。もともと商店街の中だけあって会場は狭く、これ以上客が増えたら野毛のように身動きできなくなりそうです。
今回見たのは、順に
- チポラタス
- 中国雑技芸術団
- が~まるちょば
- 三茶deバラエティー
です。
チポラタスは、自分たちで演奏しながらジャグリングなどをするイギリス人の3人組で、最初から最後まで楽しいパフォーマンスだし、最後は必ず曲ピタに持っていくのが素晴らしかったです。
中国雑技芸術団は鞭、3人で頂碗、椅子バランスといういつもの構成でした。
最後のは世田谷パブリックシアターを使って行なわれたステージ公演です。無料だからか開場前から長蛇の列ができ、3階席まで埋まって立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。出演は HIBI★Chazz-K、ブーリィウーリィカンパニー、伊藤佑介、ロウミン、バーバラ村田、目黒陽介、アントレマイム和の7組です。
2004年
日時 | 2004年10月23日(土) |
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場所 | 世田谷区・三軒茶屋駅周辺 |
料金 | 無料 |
そんなに頑張って回るつもりもなかったので
- が~まるちょば
- シルク・バロック
- デュオ・トレスパス
- ハードパンチャーしんのすけ
の4組しか見ませんでした。
今回のお目当てだったデュオ・トレスパスのディアボロは噂通りすごい。ディアボロを綺麗に縦回転させたままパスなどしていました。本体だけでなくハンドスティックまでパスするし、いつの間にか投げられたディアボロがいつの間にか相手に渡っています。特に曲が変わってからの連続技は圧巻でした。
シルク・バロックは横浜で見たものとは全く別の団体で、クリスチャン・タゲを団長とするファミリーサーカスです。
2002年
日時 | 2002年10月26日(土) |
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場所 | 世田谷区・三軒茶屋駅周辺 |
料金 | 無料 |
雨が降っていたこともあって、見た芸人は3組だけでした。
- ファニーボーンズ
- 中国雑技団
- ブランパブリック
ファニーボーンズは、この年の枚方とお台場の大道芸コンテストで立て続けに優勝した日英の2人コンビです。面白いことは確かですが、群を抜いているというほどでもありません。
中国雑技団は、よく野毛大道芸に出ている人たちだと思います。コントーション、一輪車とお椀、椅子バランスの3演目でした。この強風の屋外で、椅子の6段積みをやってしまうことに感心しました。
ブランパブリックはフランスの男女ペアの芸人で、ヨーロッパ的芸術的な物語性の高いジャグリング(3ボール)とアクロバットでした。一貫した世界を作り上げていることや、ベンチに座った状態を上から見せたりするアイデアがよかったと思います。
1998年
日時 | 1998年11月8日(日) |
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場所 | 世田谷区・三軒茶屋駅周辺 |
料金 | 無料 |
初めて見に行ったのがこの年だと思います。見た芸人は
- リック・ガロウェイ
- クリスチャン・タゲ
- ハッピー吉沢
- デビッド・クレイパッチ
- カム有田
- ニルス・ポール
- 雪竹太郎
でした。
他にスティルトのアフリカン・ソゲというチームも会場内を練り歩いているところは見ました。しかしみんなスケジュールに書かれた時間なんて守りゃしません。大道芸だからいいんですけど。
ニルス・ポールは以前どこかで見たことがあるような気もしますが、面白かったです。雪竹太郎は、夕暮れ時だったため「アントーニオの大道芸」をやっていました。これは何度見てもすごいです。