高円寺びっくり大道芸
2009年に始まり、毎年4月下旬に東京都杉並区のJR高円寺駅周辺の商店街で行なわれている大道芸祭りです。演技ポイントも出演者も多く、立派なパンフレットが作られるなど大きなイベントです。
一方で運営はボランティアに支えられていて、演技ポイントの表示やそこまでの案内が手作り感満載で微笑ましい。
2024年
日時 | 2024年4月28日(日) |
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場所 | 杉並区・高円寺駅周辺 |
料金 | 無料 |
5年ぶりに通常の4月の2日間開催に戻りました。私が見た芸人は
- GABEZ
- 熱血大道芸人 ドラマチック・ガマン
- Dctpeppers Theatre
- 森田智博×長すみ絵
- あくびがうつる
- Circus Duo ま~ぶる
でした。
GABEZ の2人は東京オリンピックの開会式でピクトグラムを演じていたとのことです。パフォーマンスではそれに関するネタは特になく、殺陣のようなアクションを中心としたパントマイムでした。
ガマンは変わった名前ですが本名らしいです。ディアボロ(1、2、3)、ハチリン(2、4)、シガーボックス(3、4)、ボール(3)、ローラボーラなどを少しずつ見せるジャグラーでした。Dctpeppers は巨大な像のパペットを操るトリオで、あくびがうつるは本来5人組の演劇集団ですが、そのうち2人が一輪車とハンドパンと演劇も少し演じていました。
森田智博は主にディアボロ(1)とボール(1、3、4、5、7)で、長すみ絵はエアリアルフープとティシューをそれぞれソロで演じるスタイルです。ま~ぶるはクラブ(3)やクラブパス(3、6)、ナイフ(3)も少し使いますが基本的にはアクロバットでした。
2022年
日時 | 2022年10月2日(日) |
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場所 | 杉並区・高円寺駅周辺 |
料金 | 無料 |
コロナ禍を経て3年ぶりに開催されました。その影響で通常は4月開催なのにこの年は10月開催となっています。久しぶりだからなのか、人が集まりすぎて一部で混乱していました。
私が見た芸人は
- チャラン・ポ・ランタン
- 中国雑技芸術団
- Asterisk NOVA
- 空転軌道
でした。
チャラン・ポ・ランタンはアコーディオンとボーカルの姉妹音楽ユニットで、初めて見ましたが面白かったです。引きこもりの歌(タイトルは「ソトデナイ」)は「サタデーナイト」と「外出ない」の音が似ていることから発想したものと思われます。
中国雑技芸術団は男女2人だけの出演で、変面、フラフープ、椅子バランスの3演目でした。Asterisk NOVA も男女のアクロバットユニットで、ローラボーラ、ハンドトゥハンド、3mの平均台、高く伸ばした2本の棒の上での逆立ちなどをやっていました。
空転軌道は小林智裕、野中葵、渡邊隼人の3人です。演目は3人でのリング、小林によるハットとステッキ(とリングとボール)、渡邊による1~3ディアボロ、そして3人によるリングとベル付きリングでした。
2019年
日時 | 2019年4月28日(日) |
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場所 | 杉並区・高円寺駅周辺 |
料金 | 無料 |
ゴールデンウィーク、というより「史上初の10連休」中の開催です。私が見た芸人は
- フライング・ダッチマン
- キフキフ・シスターズ
- 松鶴家天太
- 鈴木拓矢
- 空転軌道
- Mr.BUNBUN
でした。
鈴木拓矢のソロをちゃんと見たのは初めてですが、バトンのような棒を5本まで投げていたのがよかったです。あと、スーパーボールの5フォースバウンスも地味ながらすごいと思いました。
空転軌道は小林智裕、結城敬介、野中葵の3人です。彼らを見たのは 2016年の空転劇場 Vol.5 以来で、ベル付きリングの演目がぐっとよくなっていました。他にノーマルリングや結城のソロボール、野中のソロディアボロもありました。
Mr.BUNBUN の「ジャッキー・フトシによるインポッシブル書道」という意味不明なパフォーマンスはさすがと言うべきでしょう。
2018年
日時 | 2018年4月29日(日・祝) |
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場所 | 杉並区・高円寺駅周辺 |
料金 | 無料 |
この年もゴールデンウィーク中の開催です。私が見た芸人は
- ジュロ
- ダメじゃん小出
- チポラタス
- うつしおみ
- アジアゴールドプロレスリング
でした。
ジュロは高いポールの上で行なうフラフープで、実は2006年に六本木で見ているはずですが、全く覚えていません。10メートル超の高さでぐらぐら揺れるポールはすごい迫力でした。
チポラタスは音楽がメインのトリオで、こちらも2006年の三茶de大道芸で見ています。ジャグリング(3~5ボールおよび3~5クラブ)だけでなくボイスパーカッションも披露していました。
アジアゴールドプロレスリングはココナッツ山本、サクノキ、おろしぽんずによるコラボレーションです。人対人、人対人形、あるいは人形対人形によるプロレス風エンターテイメントで、人形に技をかけられる場面の表現が面白いです。身長1メートルほどの人形も意外と人間っぽい動きをしていました。
2017年
日時 | 2017年4月30日(日) |
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場所 | 杉並区・高円寺駅周辺 |
料金 | 無料 |
この年はゴールデンウィーク中の開催でした。私が見た芸人は
- ハッピーメリーサーカス
- レ・デュデュ
- SYO!
- ミスター・スピン
- 芸人まこと
- おろしぽんづ
です。
ハッピーメリーサーカスは GEN、森田智裕、ちょこの3人によるコラボレーションで、個々の演目だけでなくショー全体も意外と作りこまれていて楽しめました。
おろしぽんづは三角コーンを主に使ったパフォーマンスです。ハンドスティックを使ってデビルスティックのように浮かすだけならよくありますが、デュアルプロペラまでやっていたのが素晴らしいです。
2015年
日時 | 2015年4月26日(日) |
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場所 | 杉並区・高円寺駅周辺 |
料金 | 無料 |
野毛大道芸と日程が重なることが多いようです。私が見た芸人は
- フライング・ダッチマン
- ブラックエレファンツ
- リスボン上田
- 森田智博
- ヴィーナス
- ユミルコ
でした。
フライング・ダッチマンが来ていることに驚きました。彼らのパフォーマンスを見たのは2001年の静岡以来です。昔から変わらないネタもあるし最新のギャグも用意していて素晴らしい。森田は客いじりをしたり演技ポイントの外に出たりと、内容が以前より大道芸っぽくなっていました。
2014年
日時 | 2014年4月27日(日) |
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場所 | 杉並区・高円寺駅周辺 |
料金 | 無料 |
この年初めて見に行きました。見た芸人は
- TOKYO雑技京劇団
- めりこ
- ちゅうサン
- ストレート松浦
- セクシーDAVINCI
です。
TOKYO雑技京劇団は7~8人のチームで雑技と京劇を少しずつ見せるスタイルでした。めりこはポールダンスの人で、はやっているのか、ポールダンスを見る機会が増えています。ストレート松浦は主に寄席で演じているジャグラーです。高円寺在住らしい。