CHA
上海万博のオープニングで披露された中国雑技の公演で、全体を「茶」というテーマでまとめています。
7幕で構成されており、前半4幕、後半3幕となっています。幕間にはスクリーンに映像が映し出され、ストーリーが語られます。
日時 | 2010年8月12日(木) 19:00~21:00 |
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場所 | Bunkamura オーチャードホール |
料金 | A席7,000円 |
渋谷の Bunkamura オーチャードホールで行なわれました。私の座席は3階2列33番です。
一幕にいくつもの演目が行なわれましたが、主なものは
- デビルスティック
- 帽子
- 縄跳び
- ハンドトゥハンド
- ロシアンバー
- コントーション
- 茶芸
- 輪くぐり
- ティシュー
- 椅子バランス
- バレエ・オン・ライト
- 皿回し
- エアリアルフープ
といった感じで、6. と 7. の間に20分間の休憩が入ります。全体的に「ドラリオン」に近い印象でした。
デビルスティックではデュアルプロペラをしながら人の肩の上でバック宙をし、縄跳びでは3段の一本立ち状態で大縄を跳び、ロシアンバーでは一本立ちのままバック宙をし、輪くぐりでは浮き上がる技もありました。椅子バランスは7人が逆立ちをするバランス芸で圧巻でした。他にも投げ上げた壷を頭でキャッチする演目や、一輪車の上での頂碗なども登場します。
ストーリーがあるような構成にはなっていますが、結局のところ茶と雑技にはほとんど関係がありません。一方、雑技のレベルは高く、単に雑技の公演だと思って見れば非常に楽しめます。そう考えると幕による切れ目はない方がよく、突然の暗転が多いのも気になりました。