ドラリオン
1999年に始まったシルク・ドゥ・ソレイユの移動公演で、2007~2008年にかけて来日しました。非常に雑技色が強く、「雑技の最高傑作」と言われる一方でシルク・ドゥ・ソレイユ愛好者の評判はあまりよくないという傾向があります。
4回目
日時 | 2008年2月17日(日) 16:30~19:00 |
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場所 | 原宿・新ビッグトップ |
料金 | SS席9,200円 |
日本各地を巡った後に戻ってきて「東京最終公演」と銘打たれていました。座席はDブロック6列14番で、中央やや上手寄りの場所です。キャンペーン価格で安く買うことができました。
2007年の東京公演と比べて大きな変化はなく、細かい違いとしては、トランポリンが赤い男性3人と緑の女性2人という構成になっていたぐらいです。
ブラディックはボールが素晴らしかったものの、クラブでは精彩を欠いて4ドロップでした。他に輪くぐりの浮き上がる技で1回ミスがありました。スキッピング・ロープは完璧で、座席が前の方だったからか、目立たないところで色々難しいことをしているのが分かってよかったです。
3回目
日時 | 2007年5月6日(日) 16:30~19:00 |
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場所 | 原宿・新ビッグトップ |
料金 | SS席11,500円 |
私の座席はCブロック6列1番でした。
今回はダブルトラピスの代わりに
- エアリアルフープ
がありました。予備演目らしいですが、これはこれでよかったと思います。
その他の違いとしては、トランポリンは赤い男性2人と緑の女性3人(ただし緑の女性は同時に出ていたのは2人まで)でした。ブラディックは1ドロップで、ミスはそれと縄跳びの3段から2段になるところで1回ひっかかったぐらいです。全体的にできがよく、客席も盛り上がって最後は大勢が立ち上がるスタンディングオベーションになりました。
2回目
日時 | 2007年2月25日(日) 12:30~15:00 |
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場所 | 原宿・新ビッグトップ |
料金 | SS席11,500円 |
私の座席はDブロック5列2番で、ステージのほぼ正面でした。
演目数と構成は1回目と同じでした。ただ、細かな違いがいくつかあって、トランポリンは赤い男性1人と緑の女性4人だったのが、今回は赤い男性2人と緑の女性2人というバージョンでした。今回の方が迫力があってよかったと思います。ブラディックは1ドロップだったので、こちらも1回目よりよかったです。しかしそれ以外の演目はよくなかった気がします。輪くぐりでは浮き上がる技が見られず、縄跳びのピラミッドは4段目に人が乗りませんでした。ドラリオンの玉乗りは1匹だけでした。落下などのミスもジャグリング以外で5ヶ所ほどありました。
2回目を見て強く感じたのは、ドラリオンは一度見てしまうと次からはクラウンが全く楽しめないということです。彼らはオープニングも含めて5回登場し、それぞれが結構長いから、それを楽しめないというのは非常に厳しいと思いました。
1回目
日時 | 2007年2月10日(土) 16:30~19:00 |
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場所 | 原宿・新ビッグトップ |
料金 | SS席9,800円 |
私の座席はCブロック3列1番で、下手側やや斜めから見る席でした。キャンペーン価格で買ったため通常より安かったです。
演目は順に
- シングル・ハンドバランシング
- バンブーポール
- クラウン(客を舞台に上げる)
- ジャグリング
- トランポリン
- クラウン(争い、種明かし)
- ダブルトラピス
- バレエ・オン・ライト
- ドラリオン
- クラウン(お腹)
- エアリアル・パ・ド・ドゥ
- 輪くぐり
- クラウン(今まで出てきた芸人の真似)
- スキッピング・ロープ
でした。7. と 8. の間に30分間の休憩が入ります。
特筆すべきは、やはりジャグラーがヴィクトル・キーからブラディックに変わったことです。とは言え他人のルーティンをなぞるのではなく、ブラディックはブラディックでクラブを使うオリジナルのルーティンにオリジナルの衣裳、曲でよかったです。クラブでは6ファウンテン、5バッククロスをこなし、4クラブファウンテンから1個ずつボールに変えて4ボールファウンテンにするということもしていました。ボールは3、4、5、7個で、7カスケードは30キャッチほどでした。ドロップはジャグリング全体で2回です。
ドラリオンをビデオで見て知っている者にとってはパワーダウンした感は否めません。演目に入れ替わりがあって5段になるシーソーはなくなり、フットジャグリングは予備演目になってしまい、また、全体的に慣れていない感じも見受けられます。ブラディック自身は素晴らしかったものの、ドラリオンではヴィクトル・キーが見られると思っていただけに残念です。