ザイア
アジア初の常設公演として、2008年8月にマカオのベネチアンというホテルで始まったショーですが、2012年2月19日に終了してしまいました。公演の打ち切り発表から終了まで12日しかないという唐突な終わり方でした。
公演開始当初は「シルク・ドゥ・ソレイユ史上最低のでき」という悪評が目立っていましたが、二度にわたって演目の入れ替えなどのてこ入れが図られて内容的にはよくなっていました。しかしながら客足は伸びず、あえなく打ち切りとなったようです。
日時 | 2010年1月23日(土) 18:00~19:30 |
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場所 | ベネチアン・マカオ |
料金 | MOP588 (マカオ・パタカ) |
私の座席はセクション103のC列47番で、ほぼ正面でした。空中演目が多いので本当はもう少し後ろの席がよかったのですが、予約時にいつまで待っても前の方の席が埋まりませんでした。
演目は
- オープニングダンス
- エアリアルコントーション
- チャイニーズポール・オン・グローブ
- クラウン(指揮者)
- ジャグリング
- ロボットダンス
- エアリアル・フレーム
- ハンドトゥハンド
- エアリアルストラップ
- ファイアーダンス
- タップダンス
- トランポリンとシーソー
でした。
ジャグリングはチェスレンコ兄弟です。4人でリング20枚、フープ16個、クラブ12~16本のパスをしていました。リングでは10枚でのバックトゥバックがあり、クラブではパスをする人の頭を別の人が歩く技もありました。
ファイアーダンスでは、普通のファイアースタッフの他にファイアーポイや、トーチによるパッシング、そしてファイアー縄跳び(!)もあります。トーチパスでは、「ゼッド」と違って防護柵がありません。
エアリアル・フレーム(空中ブランコ)で2回ミスがあったのが残念ですが、キャッチまでの滞空時間も長く、かなりレベルが高いのではないかと思いました。全体的にシルク・ドゥ・ソレイユらしい、いいショーでした。