エンラ
人の動きとモーショングラフィックスを融合したパフォーマンスが売りの日本のカンパニーで、通常の表記はアルファベット小文字の enra です。メンバーにはダンス、バレエ、新体操、ジャグリングなどのパフォーマーがいます。
パラレルワールド
日時 | 2017年1月19日(木) 19:35~21:00 |
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場所 | 赤坂BLITZ |
料金 | 6,300円 |
平日2日間だけの公演で、指定席5,800円 + 1ドリンク500円でした。会場はライブハウスらしく、フラットな床にパイプ椅子を並べただけの座席です。400席ほどがほぼ埋まり、立見席にも何人かいました。
出演は加世田剛、石出一敬、汰椿(以上ダンス)、横山真希、森本天子(以上新体操)、望月ゆうさく、野中葵(以上ジャグリング)、和多谷沙耶(バレエ)の8人と、ゲストに→Pia-no-jaC←というピアノとカホンの2人組も登場しました。公演は
- enra のパフォーマンス7演目
- enra のパフォーマンス3演目
- →Pia-no-jaC←の演奏および enra とのコラボレーション2演目
という3部構成で、それぞれ30分程度。1. と 2. の間には10分間の休憩が入りました。
人と映像がシンクロするだけなら今どき珍しくもありませんが、人が映像の中に入ってしまったような浮遊感や疾走感があって素晴らしかったです。演目ごとにそれぞれテーマがあるようで、映像が空だったり宇宙だったり薔薇だったりしました。ジャグリングはほとんどディアボロで、ポイが少しだけありました。いずれもLEDで光り、軌跡や映像とのシンクロを見せるパフォーマンスでした。その映像にはCGだけでなく実写もありましたし、その場で手の動きを撮影しながらリアルタイムに映すなど様々な試みがあって飽きさせないのもよかったです。
残念だったのは最後のコラボレーションに工夫がなく、同じ動きの繰り返しでつまらなかったことです。第3部と休憩をなくして1時間に凝縮した方が公演全体の満足度は高かったと思います。