ブラスト

マーチングバンドを起源とする音楽ショーで、2003年以降に何度か来日公演をしています。バンドの演奏がメインではあるものの、スタッフやバトンなど、マーチングバンドとの親和性の高いパフォーマンスもしっかり見ることができます。

ブラスト2:MIX

日時2006年8月20日(日) 18:10~20:10
場所東京国際フォーラム
料金S席11,000円

有楽町にある東京国際フォーラムのホールCで行なわれました。私の席は1階7列22番という前から4列目中央ど真ん中のとてもいい席でした。
公演は前半8曲、20分の休憩を挟んで後半7曲です。休憩時間には出演者がロビーで即興的に演奏する出し物があって、それを知っている人は休憩になった瞬間に駆け出していました。今回の公演は半分がバトンで、バンジーやリボンなどの演目もありました。逆にマーチングバンド的な部分はほとんどなく、バラエティーショーに近くなっています。
11年連続世界チャンピオンになったという稲垣正司のソロバトンは、予想した通り素晴らしいものでした。バトンを手で掴まないまま腕から首の周りをぐるぐる回し、ハイトスしたバトンも手ではキャッチしません。ピルエットは普通に4回転しますし、最高3本まで投げていました。それだけやってノーミス。これはバトンをしない人も一度は見ておくべき演技だと思いました。

ブラスト!

日時2005年8月12日(金) 19:00~20:50
場所Bunkamura オーチャードホール
料金A席9,000円

渋谷の Bunkamura オーチャードホールにて公演が行なわれました。私の席は2階5列36番です。
公演の中身は半分ぐらいがスタッフジャグリングでした。マーチングバンドにしては人数が少なく、ステージが狭く、メジャーとは言いがたい曲を多用しているためか、その他の要素を多くして客を飽きさせないように工夫した構成になっています。いわゆるマーチングバンドを期待して行くと「外れ」だと思いますが、私のようなジャグラーには逆に面白さ倍増でした。
ジャグリング的な演目に使われる道具は、主に旗やライフルなどのカラーガードです。ときどき大きなポールや形の変わった棒が登場したり、楽器そのものが投げられたり、バトンのカスケードがあったり、撥回しがあったり、寝転んだ状態で鉄琴を叩いたり、さらに一輪車まで登場しました。
大勢でたくさんのカラーガードを高速で投げているのに、全体でわずか1ドロップでした。これはかなりすごいことだと思います。