夢奇房
手品の中でもステージマジックと呼ばれる分野の人たちと、ジャグラーとが一緒に公演を行なおうという主旨のもとに作られた団体です。公演は毎年1回、2月下旬から3月上旬に行なっているようです。入場無料ですが、出口で投げ銭を集めるカンパ制となっています。
ゆめ戯草子 ~ふたりの浦島おかし話~
日時 | 2009年2月22日(日) 14:00~15:15 |
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場所 | 東京北区滝野川会館 |
料金 | 無料 |
500席ほどのホールで昼夜2公演がありました。私が見たのは1回目で、客席の半分ぐらいは埋まっていたと思います。
浦島太郎を中心にいくつかのおとぎ話の登場人物が出てくるという物語仕立てになっていました。方向性は2008年と同じです。
演目としては
- ダンス
- ゾンビボール
- プロダクション
- シェイカーカップ
- ダンシングケーン
- ミリオンフラワー
- クラブ
- デビルスティック
- チャイナリング
- 鳩
ぐらいがありました。
ジャグリング系3演目のうち、シェイカーカップとクラブはドロップが目立ったのが残念でした。デビルスティックはよかったと思います。
座った席がステージに近かったからか、手品の各演目ではタネがばれるような音や動きが散見されたのが残念でした。
Fruit on the Wedding Cake
日時 | 2008年3月9日(日) 14:00~15:30 |
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場所 | 東京北区滝野川会館 |
料金 | 無料 |
2年ぶりに見に行ったところ、会場も内容もがらりと変わっていました。従来の手品やジャグリングの演目を繋いでいくスタイルではなく、結婚披露宴会場で繰り広げられる出来事を中心とした演劇風でした。実際に役者も出演しており、その人たちには台詞もあります。
演目としては
- クラブパス
- ミリオンフラワー
- パントマイム
- ワイングラス
- シルク
- クラウン
- フラワースティック
- リンキングリング
- 歌
- カード & 鳩
ぐらいがありました。
衣裳にも大道具小道具にもパンフレットにもお金がかかっていましたし、演出も凝っており、前回までとは明らかに違います。全体が統一され、展開がスピーディーで、ところどころに起伏が設けられていました。
個々の演目ではクラウンの、客を3人舞台に上げるネタがよかったです。笑いを取るだけでなく、起承転結があり、客の扱いも丁寧で素晴らしいと思いました。
瞬 ~幕の狭間のほのかな刹那~
日時 | 2006年2月26日(日) 18:00~19:30 |
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場所 | 東京北区赤羽会館 |
料金 | 無料 |
この年は
- シルク
- リンキングリング
- シンブル
- ゾンビボール
- クラブ
- フルート
- ボール
- カード & 四つ玉
- クラブパス
- 鳩
という演目構成でした。
学生マジックの発表会のようなショーで、最後の秋山、森藤という2人の鳩の演目は盛り上がっていました。ジャグラー的には南里と笹野の6本のクラブパスはちょっとよかったです。
凛 ~静かな音の、小さな夜に~
日時 | 2005年2月26日(土) 18:30~20:00 |
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場所 | 東京北区赤羽会館 |
料金 | 無料 |
この年に初めて見に行きました。会場は定員が600ぐらいありそうな広いホールで、実際の入場者数は400弱でした。
公演はいわゆるボードビル形式で、司会の代わりにクラウンやキャラクターなど4人がいて幕間を繋いでいました。演目は順に
- ダンスウィズマジック
- バーマジック
- シェイカージャグ
- デビルスティック
- ケーンプロダクション
- チャイナアラカルト
- マスク
- ボールジャグリング
- ビリヤードボール
- クラブジャグリング
- ハトプロダクション
でした。5. と 6. の間に10分間の休憩が入ります。
演目別では「ビリヤードボール」の山崎という人がよかったです。ただし本当にビリヤードボールを操っていたのではなく、小さなボールを使った普通の四つ玉の手品でした。
全体的には普通のショーでしたが、「できる人を集める」のではなく「やりたい人たちが集まってやっている」という点には好感が持てました。