門仲ジャグリングフェスティバル
「堀の外のジャグリング」の代わりに、同じ時期に同じメンバーにて企画された公演です。公演期間が長く、日替わりで違う演目が行なわれるなど「堀の外」をグレードアップさせた形になっています。
日時 | 2009年6月20日(土) 19:30~20:45 |
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場所 | 門仲天井ホール |
料金 | 前売2,500円 |
5日間のうち、私が見たのは「ジャグリング×ナンセンス "マナー & エチケット"」と題された公演のみです。自由席でした。
内容は「マナー & エチケット」をテーマとした短いナンセンスコメディをジャグラーたちが次々と演じていくオムニバスで、出演は桜子、SOBUKI、ひぃろ、ボンバングー(進藤一宏)の4人です。
全部で15のシーンがあり、それぞれにタイトルが付いていました。
- 「極道・前編」
- ジャグリング×会社員
- ジャグリング×アイドル
- ジャグリング×紳士
- ジャグリング×カップル
- ~来賓~
- 世界初のショウ☆
- イメージというもの
- 我らがヒーロー
- 上流階級のエチケット
- パンデミック
- 「極道・後編」
- ニュース
- 隔離
- ラストショウ☆
雰囲気としては学園祭のステージに近い感じですが、さすがにそこはプロです。衣裳や音楽、映像がしっかりしているし、個々のジャグラーの技術は言うに及びません。この手の公演には珍しく作・演出は吉田衣里という別の人が行なっているためステージに一貫性もありました。
全体的に小ネタの宝庫、というか小ネタだけでできていました。それっぽい衣裳とそれっぽい音楽で「ダーライラーマ!」と叫べばチベットだと言い切ってしまうような適当さが素晴らしい。ネタの区切りに暗転が多用されていたのは少々残念でした。