EJCガラショー

毎年ヨーロッパのどこかで行なわれているEJCのメインイベントと言えるショーです。コンベンション本体とは別に料金が設定されているため、一般の観客が見ることも可能です。

2021年

日時2021年7月25日(日) 0:00~1:30 (日本時間)
場所オンライン (YouTube Live)
料金無料

新型コロナウイルス COVID-19 の影響により EJC 2020 が1年延期され、2021年に Virtual EJC としてオンラインでの開催となりました。フェスティバルは現地(EJC 2020 の開催地であるフィンランド)時刻の金土日の3日間行なわれましたが、私が見たのはガラショーだけです。
出演は順に

  1. アーロ & ヘンリ
  2. サンポ・スイコネン
  3. ベーラ・カイヤネン
  4. カテ & パシ
  5. シニ・ナパリ & カネルヴァ・ケスキネン
  6. ロニ・ヘイモ
  7. ヤニ・スイコネン
  8. ラウリ・コスキネン
  9. オンニ・トイヴォネン & ウィルマ・セッパラ

で、9組13人でした。途中休憩はありません。
現地のホールで実際に行なわれた公演のライブ中継だったようで、観客の拍手や歓声も聞こえました。
ヤニ・スイコネンは両端に磁石が付いた棒を3本使ったものと、細い棒とリングを使ったものの2演目ありました。前者は端をくっつけることで長い棒にしたり三角形にしたり、あるいは棒の中心をくっつけることで竹とんぼのように回したりしていました。後者は棒がリングに接しながら移動することで不思議な動きを見せていました。
カテ & パシは男女2人組でハンドトゥハンドのアクロバットをしながら、その上で女性が円筒形の物体をフットジャグリングするという演目でした。彼らは出番以外にも司会者として全体をまとめていました。その中では鞭を使ったパフォーマンスも見せています。
他には、小さめのフープを使ったロニ・ヘイモが、地面を転がるフープをくぐり抜けていたのがよかったです。スラックワイヤーのサンポ・スイコネンや、危険術のナイフ投げをしたシニ・ナパリ & カネルヴァ・ケスキネンなど、全体的にサーカスっぽいショーでした。

2016年

日時2016年8月5日(金) 21:10~22:45
場所EJC敷地内
料金€25.00

会場はEJC敷地内のガラテントと呼ばれるテントに設営されたステージで、客は前方の板張りの床に直接座るか後方の椅子に腰掛けるかすることになります。自由席なので私は開演の1時間半前から並んで前方の席を確保しました。
出演者は順に

  1. マーテン・ファン・ラウト、ヤスマイン・ヤンセン、マルコ・ボニシモ
  2. エミール・ダール
  3. ジェトン
  4. アレクサンドラ・ソヴォリエヴァ
  5. アルヤン・フローネンダイク
  6. カンパニー・ラスース
  7. バート & フレッド
  8. チェスレンコ兄弟

で、8組15人でした。
司会者がいて演者を順番に紹介していくのですが、誰が出演するのか秘密だったようで、特にトリのチェスレンコ兄弟が呼ばれたときにはどよめきが起きました。そのチェスレンコが素晴らしく、クラブカスケードをしながら他のメンバーの頭の上を歩くパフォーマンスも見ることができました。最後の高速リングをキャッチする技も、思っていた以上に速くて驚きました。
エミール・ダールは、磁石付きクラブを鉄の棒にくっつけて揺らしたり回したり滑らせたりと、いくつものアイデアが登場して面白かったです。2人組のカンパニー・ラスースは、1人がカスケードしているところをもう1人が通り抜けるという斬新なものでした。あと、バート & フレッドはメイン演目のワシントントラピスの前にも登場していて、一発ネタの危険術を3回ほど披露していたのがよかったです。