ハロー
出演したマルタン・ズィメルマンがコンセプト、演出、デザイン、振付も手がけたソロ公演です。彼は TACT/FESTIVAL で行なわれた「シュフ・ウシュフ」や「ハンスはハイリ」を演出した人です。
ソロ公演なので出演はほぼ1人ですが、ときどきアシスタントも表に出てきます。
日時 | 2017年7月30日(日) 14:00~15:10 |
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場所 | 東京芸術劇場 |
料金 | 4,000円 |
池袋の東京芸術劇場プレイハウスで行なわれました。私の座席は1階D列15番で、前方のど真ん中という非常にいい席です。2階席も含めた会場の8割は埋まっていたと思います。
内容は基本的にはクラウニングですが、ハットマニピュレーションがあったり、瞬間移動などのイリュージョン、さらにはコントーションのような動きもありました。人が入れるぐらいの大きさの箱にしばらく出たり入ったりした後、もっと大きくて動く箱(というより枠)に翻弄されたり利用したりしていました。
全体を貫くストーリーがあるわけではなく、まとまった演目が見られるわけでもなく、色々なことが唐突に起きます。楽しい部分もあれば静かで芸術的な部分もあるし、はたまた意味不明な部分もあったりして、そういう意味では要素の多い公演だとは言えると思います。悪くはないですが人に勧めるほどでもありません。