中国英雄列伝
中国の武漢雑技団によるテーマ性のある雑技公演です。日中国交正常化35周年記念事業の一環として来日しました。
正式な演目名は全て「○○英雄」と名付けられ、演目ごとに英雄にまつわるエピソードが語られ、男性の演者は戦士の衣裳を着るなどの演出が施されています。
日時 | 2007年1月21日(日) 16:00~18:00 |
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場所 | 東京国際フォーラム |
料金 | S席9,000円 |
有楽町にある東京国際フォーラムのホールAで行なわれました。私の座席は1階5列21番です。
演目は順に
- チャイニーズポール
- ティシュー
- 帽子
- 皿回し
- 輪くぐり
- アクロバット・アダージオ
- ディアボロ、流星
- 椅子バランス
- 変面
- 頂碗
- コリアンプランク
でした。5. と 6. の間に20分間の休憩が入ります。
雑技の公演としては非常によかったと思います。皿回しは1人8枚ずつを20人近くで回し、頭同士をくっつけての逆立ちもありました。輪くぐりでは2.5メートルほどの高さをバック宙でクリアし、ディアボロの高速ピルエット12連続や7ハットシャワーなども見られました。トリのコリアンプランクでは1本足スティルトや一本立ち5段といった大技もあって凄かったです。
ただ、「英雄」にこだわった大掛かりな演出は必ずしも成功しているとは言えません。結局のところ演目を並べるだけで、それなら余計なことをしなくてもいいんじゃないかと思います。雑技を見るのに東京国際フォーラムのホールAは広すぎるし、この会場を使う以上、料金を低く押さえることもできなくなります。客席が半分ぐらいしか埋まっていないことが、それを如実に物語っていました。