トーテム
2010年制作のテントによる移動公演です。テーマは人類の進化らしく、猿や原人、それに未来を思わせる金属的な衣裳を着たキャラクターが出てきます。演出としてプロジェクションマッピングをふんだんに取り入れているのが特徴で、当時としては画期的な試みだったと推測されます。
ツアー開始当初はマニピュレーションをグレッグ・ケネディが演じていましたが、現在は同じ内容で別のジャグラーが担当しています。
2回目
日時 | 2016年6月6日(月) 11:30~13:55 |
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場所 | お台場ビッグトップ |
料金 | SS席9,900円 |
Fブロック13列1番というステージを右から見る感じの席でしたが、映像もよく見えましたしそんなに悪い印象はありません。平日のSS席なので定価は12,500円ですが、割引価格で購入しました。SS席はほとんど埋まり、S席に少し空席があったぐらいの客の入りです。
演目の1つが変わっていて
- コントーション
でした。これは2人で演じています。
前回とは違う演目が見られたという意味ではよかったのですが、その直前のハンドバランシングも割とコントーションっぽいので、演順は変えた方がいいのではないかと思います。
一輪車のできがよく、手で押さえることは多々あったもののノードロップでした。ミスらしいミスもなかったと思います。マニピュレーションは今回も1ドロップでした。
1回目
日時 | 2016年3月5日(土) 16:30~18:55 |
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場所 | お台場ビッグトップ |
料金 | SS席9,850円 |
私の席はEブロック11列7番で、ステージをやや右側から見る場所でした。休日のSS席なので定価は13,500円ですが、割引価格で購入しました。会場はほぼ満席です。
演目は
- ハイバー
- フープ・ダンサー1
- リングス・トリオ
- 一輪車とお碗
- クラウン(釣り)
- ハンドバランシング
- フットジャグリング
- ディアボロ
- フィックストトラピス・デュオ
- マニピュレーション
- クラウン(水上スキー)
- フープ・ダンサー2
- ローラースケート
- ロシアンバー
でした。7. と 8. の間に30分間の休憩が入ります。
ジャグラー的には見所が多く、帽子やピンポン球も少しだけですが登場しました。この回は一輪車とお碗で3ドロップ、マニピュレーションで1ドロップだったと思います。
マニピュレーションは、大きくて透明な下向き円錐の中に入ってボールを転がす演目です。その直前に行なわれた、大小の木枠で作ったタワーが一気にしまわれていくネタとともにグレッグ・ケネディ本人が「テオレム」で演じています。トーテムではオリジナルと違って光るボールが使われていました。
ディアボロは1個のみでした。フットジャグリングは座布団状のものを両手両足使って最大4枚まで回していました。一輪車とお碗は5人。高い一輪車に乗って、足に載せたお碗を蹴り上げて頭でキャッチするという中国雑技の演目ですが、お碗のパスやフィード、バックパスなどもやっていたのがよかったです。
プロジェクションマッピングは水辺の演出などでうまく使われていたと思います。しかし一方でそれに頼りすぎた嫌いもあり、演技が映像の周辺でしか行なわれなかったり、可動式の装置が少ないなど公演全体がダイナミックさに欠ける印象でした。