サルティンバンコ

シルク・ドゥ・ソレイユ6番目のショーとして1992年に始まった公演で、現在見ることのできる最古のショーでもあります。このころまではまだ昔のサーカスの面影を残していました。
日本には1994年と、2000~2001年にかけてやってきました。私自身は1994年の来日時は見ていなくて、2000年の公演でようやく見ることができました。

5回目

日時2001年11月18日(日) 17:00~19:40
場所横浜ビッグトップ
料金SS席11,000円

通算5回目のサルティンバンコです。座席はDブロック6列1番でほぼ正面でした。 この日は

  1. マニピュレーション

となっており、初めてマニピュレーションを見ることができました。しかし全然よくなくて、しかもジャグリングの代役だったので二重にがっかりでした。

4回目

日時2001年1月28日(日) 12:30~15:00
場所原宿ビッグトップ
料金SS席11,000円

これが東京最終公演で、私の座席はEブロック2列1番でした。開演前の客いじりでは客に一本立ちさせたり舞台の上に置いた椅子に座らせたりと、初めて見るパターンが多く、やりたい放題の感じでした。
この日の演目は

  1. デュオトラピス

となっており、4回目にして初めてデュオトラピスを見ることができました。ソロよりもやっぱり迫力があって素晴らしいのに、どうしてこっちがメインじゃないんでしょう?
ボレアドーラスとロシアンスイングで小さなミスが1回ずつ。それよりも気になったのは、全体に技が減っていたことです。ダブルワイヤーの一輪車やクラウンの弓矢がなかったし、デスで死んでいくキャラクターも2人だけでした。デュオトラピスもフルルーティンではないらしい。何か全体に終了を急いでいる感じがしたのが残念です。

3回目

日時2000年12月14日(木) 19:00~21:30
場所原宿ビッグトップ
料金SS席11,000円

座席はBブロック3列9番で、SS席にも関わらずかなり横から見る位置でした。座席によって見え方が違うということは何度でも新鮮な目で見れるということで、それはそれでいいことだと思います。ただ、料金が全く同じというのはどうかと思いますが……。
演目は今までと同じで、違っていたことと言えばボレアドーラスがソロだったことと、マリア・チョードゥがトスの6ファウンテンでボールを落としたことぐらいです。
この日、クラウンのエディの標的になったのはサラリーマンと思しき中年男性でした。嫌がりつつもエディや観客の拍手に乗せられて結局全てやってしまい、その様子に場内爆笑でした。最後の決闘は、舞台に上げられた客が自分のすべきことを理解して、しかもエディの思い通りに動いてくれないといけないという、実は相当高度な芸だということが分かりました。これをするためには、それ以前に簡単なネタをいくつもこなす必要があるんですね。

2回目

日時2000年12月3日(日) 16:30~19:00
場所原宿ビッグトップ
料金SS席11,000円

座席はDブロック3列1番で、ほぼ正面の座席でした。当時はまだそれほど知名度がなく、早い時期に予約すれば簡単にいい席が確保できました。
この日の演目は1回目と全く同じで、1回目よりも自分に余裕があって、本筋とは関係ないところで動いている人たちに特に注目しながら見ることができました。そうすると、目立たないところで色々やっていることが分かって楽しい。誰も見ていなくてもちゃんと演技しているのがいいですね。
マリア・チョードゥのジャグリングはこの日も完璧でした。ロシアンスイングでは1か所だけ失敗してやり直した技がありましたが、それも2度目にはきちんと決めて、さらに盛大な拍手をもらっていました。

1回目

日時2000年10月17日(火) 19:00~21:30
場所原宿ビッグトップ
料金SS席11,000円

初めて見たサルティンバンコでしたが、すごい技を見せられては叫び、クラウンに爆笑し、幻想的な演出に鳥肌が立ったりして、とにかく楽しいステージでした。1万円超の料金を払う価値は十分あったと思います。
この日の演目は

  1. アダージオ
  2. チャイニーズポール
  3. クラウン(音)
  4. ダブルワイヤー
  5. ジャグリング
  6. ボレアドーラス
  7. ロシアンスイング
  8. ソロトラピス
  9. デス
  10. クラウン(決闘)
  11. ハンドトゥハンド
  12. バンジー

でした。6. と 7. の間に25分間の休憩が入ります。前半1時間、後半1時間強で、え? もう終わり? というぐらい短く感じました。
ジャグラーはマリア・チョードゥで、ビデオのミゲル・エレラとほとんど同じ3~7ボールのルーティンをノーミスで演じきっていました。