キュリオス

2014年制作のテントによる移動公演です。産業革命の時代を思わせる蒸気機関車、真空管、蓄音器といったアナログ機械的な装置や衣装、それに演出でステージ全体が統一されています。
ツアー開始当初はヨーヨーを日本人のブラックが演じていましたが、現在は別のパフォーマーが担当しています。

2回目

日時2018年3月28日(水) 16:30~18:55
場所お台場ビッグトップ
料金SS席9,800円

私の席はCブロック12列19番で、通路の後ろやや左からステージを見る位置でした。春休みだからか家族連れを含む大勢の客でほぼ満席です。平日のSS席なので定価は12,500円ですが、割引価格で購入しました。
演目は1回目と全く同じです。「カオス・シンクロ1900」のジャグリングはよく見ると色んなことをやっています。1アップダブルピルエットもしたし、カスケードしながら後ろにある椅子に飛び乗ったり、5クラブのブレークダウンからビルドアップなどもしていました。そして今回も2ドロップ。気付くと「カオス・シンクロ1900」の間はジャグラーしか見ていませんでした。
アクロネットは今回はほぼ真横から見る感じだったので、普通にトランポリンのような演目に見えました。シアター・オブ・ハンズは映像の方をずっと見ていましたが、どういう見方をするのが正しいのでしょうか?

1回目

日時2018年2月17日(土) 16:30~18:50
場所お台場ビッグトップ
料金SS席10,500円

私の席はDブロック2列10番で、前から2列目の中央近くでした。会場はほぼ満席にも関わらず目の前の1列目には客がいなくて、非常に見やすいというか迫力がありました。休日のSS席なので定価は13,500円ですが、割引価格で購入しました。
演目は

  1. カオス・シンクロ1900
  2. ロシアン・クレードル
  3. エアリアル・バイシクル
  4. クラウン(透明サーカス)
  5. コントーション
  6. 椅子バランス
  7. ローラボーラ
  8. アクロネット
  9. クラウン(ソファ)
  10. エアリアルストラップ
  11. ヨーヨー
  12. シアター・オブ・ハンズ
  13. バンキン
  14. フィナーレ

でした。7. と 8. の間に30分間の休憩が入ります。
「カオス・シンクロ1900」は大勢が出演するオープニング演目で、ジャグリングとドラムが中心になっていました。ジャグラーはガブリエル・ボードウェンで、3~5クラブのソロを演じて2ドロップです。かなり動き回るルーティンで、3クラブのときにステージの外周を歩きながらリバースショルダーを続けたのはすごいです。さらに体にワイヤーを取り付けて、上昇したり急降下したりしながらカスケードを続けるアイデアに驚きました。それは思いつかないし、たとえ思いついたとしても普通は練習のしようがありません。
椅子バランスは、そこに椅子があることにも、椅子を積み上げることにも必然性があることに感心していたら、上から逆さまのパフォーマーが降りてくるという、意表を突く面白い演出になっていました。
ローラボーラでは、普通のパフォーマーなら最後に持ってくるような、球体の上に乗る技を最初にやっていました。足を乗せるボードも通常より小さかったです。その後、スイングする土台の上でバランスを取ったり、いわゆる「7段」まで演じています。
アクロネットはトランポリンを下から見上げるような不思議な演目でした。シアター・オブ・ハンズも映像をうまく使っていました。それらを含めて今までのシルク・ドゥ・ソレイユとも一味違った、素晴らしいショーだったと思います。