ホヤ
中南米初の常設公演として、2014年11月にカンクンの少し南、リビエラ・マヤ地区にあるビダンタというホテルで始まったショーです。
ディナーショーという形式ではあるものの、食事をしながらサーカスパフォーマンスを見るわけではなく、最初の1時間ほどで食事をした後に本編が始まります。本編を見るだけなら時間も短く値段も安いですが、むしろ食事こそが重要だと言われています。
写真をいつでも自由に撮っていいというのも珍しい。ただしフラッシュと動画はNGで、フラッシュなしの静止画ではパフォーマンスを捉えるのは非常に困難だと思います。
日時 | 2018年7月13日(金) 18:00~20:20 |
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場所 | ビダンタ |
料金 | ディナー付き Mex$3,515 (メキシコ・ペソ) |
私の座席はセクション3のB05テーブル3番で、客席に張り出したステージを下手側の横から見る場所でした。全部で600ほどある座席の7割方が埋まってる感じでしょうか。ディナー付きの場合は1組に1人ずつ係の人が付いていて、入場時も1組ずつ扉の開け閉めが行なわれます。
テーブルには英語とスペイン語のメニュー表があり、それには
- 前菜
- メイン(牛肉またはサーモン)
- デザート
- 「ドラゴンの呼吸」
という4種類が書いてあるだけですが、他にも木の形をしたパンや、ナッツ、オリーブの実などのおつまみが置かれていました。飲み物はシャンパンが2人に1本と、グラスに水も注いでくれました。ここまでは事前購入したチケット料金に含まれていて、その場でお金を払えばワインやカクテルなどの追加注文もできるようでした。
食事はとてもよかったです。造形は凝っているし、ちょっとした驚きもあり、もちろんおいしい。特に、レンゲに載った冷たい料理を一口で食べる「ドラゴンの呼吸」が楽しかったです。量が多くて全部食べ切れなかったことだけが残念ですが、デザートからそのままショーに繋がる演出も面白い。さらにメニュー表も食べられるというのが驚きです。こちらが日本人だと伝えると、係の人がお土産として日本語のメニュー表を持ってきてくれました。
食事の間、ステージ上ではマリアッチの生演奏や、歌、タップダンス、さらに大勢での踊りを披露していました。これはシルク・ドゥ・ソレイユというよりはメキシコ、あるいはカリブ海リゾートっぽいところです。
19:00ごろから本編のサーカスパフォーマンスが始まりました。休憩は特になく、トイレに行きたい場合は適当に席を外して行くようです。
パフォーマンスの演目は
- ダブルダッチ
- イカリアンゲーム
- ソロトラピス
- ハンドトゥハンド
- ハンドバランシング
- エアリアルストラップ
- トランポウォール
でした。
クラウンなど出演者が結構しゃべります。英語がメインで、スペイン語やそのちゃんぽんもありました。言っている内容が分からなくても特に問題はありません。
ダブルダッチは日本人のカプリオールというチームだそうです。どの演目もよかったと思いますが、逆に驚くほどのものはありませんでした。舞台装置にしても、専用劇場でなくともできそうな感じです。