コルテオ
2005年に始まった移動公演です。夢で自分の葬式を見るという筋立てで、衣裳も中世を意識しているらしく全体的に暗めの色彩になっています。
シルク・ドゥ・ソレイユには珍しく言葉による説明や会話がかなりあり、日本語だけでなく英語、フランス語、スペイン語など何ヶ国語も使われています。ステージを挟んで両側に客席が配置されているのも珍しいですが、それが公演に影響を与えることはありません。
3回目
日時 | 2009年12月4日(金) 19:00~21:30 |
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場所 | 原宿・新ビッグトップ |
料金 | SS席9,800円 |
座席はHブロック6列14番で、ステージの反対側から見るのはこれが初めてです。SS席ですが平日であることと、キャンペーン価格だったことから安く済みました。
内容は1回目と同じレギュラー演目のみで、フットジャグリングが見られなかったのが少々残念です。通常演目のジャグリングは3人だけでクラブもリングも11本まででした。ただ、人数は減ったもののクラブパスとフープの合わせ技が面白くて、満足感は高かったです。クラブのときに1ミスでした。一方、バランスラダーは今回は完璧で、素晴らしいできでした。
こちら側の客席では、開演前のアニメーションでジャグラーが5ボールルーティンを披露していました。
2回目
日時 | 2009年3月29日(日) 12:30~15:00 |
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場所 | 原宿・新ビッグトップ |
料金 | SS席13,000円 |
今回はBブロック2列1番という下手側のかなり角度のある席でした。
アクロ・デュエットの演者が麻薬の密輸で逮捕されたため
- フットジャグリング
となっていました。
これは予備演目なのにすごかったです。中国雑技によくある傘や座布団を足で回すのではなく、フープを手でカスケードしつつ、ときどき足で蹴り返したりつま先にひっかけて回したりしていました。そして最終的には足だけでカスケード(!)をします。初めて見ましたがとてもよかったです。
4人でのジャグリングで1ミス、バランスラダーも1ミスだったので、1回目に見たときよりは完成度が高かったです。
1回目
日時 | 2009年2月14日(土) 16:30~19:10 |
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場所 | 原宿・新ビッグトップ |
料金 | SS席11,500円 |
私の座席はCブロック5列6番で、正面ほぼ中央でした。休日のSS席をキャンペーン価格で買いました。
演目は順に
- シャンデリア
- バウンシング・ベッド
- シルホイール
- クラウン(馬)
- 綱渡り
- クラウン(ゴルフ)
- アクロ・デュエット
- マリオネット
- ヘリウムダンス
- シーソー
- トランポリン
- 口笛、グラスハープ
- アダージオ・デュエット
- ジャグリング
- バランスラダー
- クラウン(テアトロ・インティモ)
- デュオストラップ
- 鉄棒
で、10. と 11. の間に30分間の休憩が入ります。前半1時間10分、後半は1時間ぐらいです。
ヘリウムダンスはなかなか衝撃的な演目でした。大きな風船などを客席に投げ込む演出はよく見ますが……。人の方が客も慎重に扱うからかえって安全なのでしょうか?
4人のジャグラーによるクラブパスおよびリングパスがあり、大きめのリングは最大15枚ぐらい投げていました。ただ、そのジャグラーは以前のようにチェスレンコ兄弟ではなく、彼らよりリングの枚数もクラブの本数も少ないです。明らかなドロップが1回ありました。バランスラダーもそれなりによかったですが、調子が悪いのかミスが目立ちました。
公演の途中で火災報知器が鳴ったため5分ほど演技が中断するというトラブルが発生しました。そのことを伝える場内アナウンスがあったものの、公演中でも普通に日本語が使われていたこともあって、ほとんどの人はそういう演出なのかと思っていたようです。