アマルナ
2012年制作のテントによる移動公演です。テーマは女性性で、話によるとパフォーマーの70%が女性とのことです。また、割とはっきりしたストーリーがあり、主人公の娘ミランダと、嵐によって漂着した青年ロメオとの恋愛が軸となっています。
そして彼らに準じる役割のトカゲのキャラクターをヴィクトル・キーが演じていることも重要です。
2回目
日時 | 2016年8月7日(日) 18:00~20:05 |
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場所 | ベルギー・クノック駅近くのビッグトップ |
料金 | €104.00 |
私の席はセクション101のC列15番で、前方5列目のやや下手側でした。事前にインターネットで前売券を買って自分で印刷して持っていったのですが、チケット代98ユーロに加えて、当日券にはない手数料が計6ユーロもかかったのが解せません。今回も座席の9割ぐらいが埋まっている感じでした。
演目は1回目と同じです。全体的によかったですが、1回目に比べて輪くぐりでややミスが目立ちました。ヴィクトル・キーは3ドロップでした。
1回目も2回目も、公演終了時にスタンディングオベーションはありませんでした。内容がいまいちだったわけではなく、日本と同様、そういう文化がないようです。
1回目
日時 | 2016年8月7日(日) 14:30~16:35 |
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場所 | ベルギー・クノック駅近くのビッグトップ |
料金 | €89.00 |
私の席はセクション200のO列9番で、後方ですがステージほぼ正面です。当日券をビッグトップにあるボックスオフィスで買いました。座席の9割ぐらいが埋まっている感じです。
演目は順に
- 輪くぐり
- エアリアルストラップ
- クラウン(剣)
- エアリアルフープ
- ハンドバランシング
- 鉄棒
- シーソー
- マニピュレーション
- チャイニーズポール
- クラウン(夜)
- ジャグリング
- イカリアンゲーム
で、6. と 7. の間に25分間の休憩が入ります。
「ズーマニティ」でも使用された半球状の透明な水槽が随所に登場していました。マニピュレーションはかつてマディール・リゴロが世界に衝撃を与えた、大小の木片をシダの葉状に組み上げていくバランス芸で、別のパフォーマー(女性)が演じています。ヴィクトル・キーは3~7ボールの、ドラリオンのときとは違う新しいルーティンを披露していました。
アマルナは巨大な舞台装置に頼るのではなく、鉄棒やシーソーがそうだったようにパフォーマー同士がギリギリですれ違うスリルを見せる演目が多かったように思います。イカリアンゲームもパスが主体の構成でした。それは方向性として間違ってるわけではないですが、大掛かりな装置がないのは、それはそれでちょっと寂しい気がします。