両外抜き1セット
別名
特になし
概要
4種類の両外抜きを順番に行ないます。
予め修得しておきたい技
回転数表記
0R00L
練習方法
右手左手ともに浮いた箱の下側を回す普通の両外抜き(以下、下下と略します)、右手は上で左手は下を回す方法(上下)、逆に右手を下に左手を上にする方法(下上)、そして両手とも上を回す方法(上上)を順番に行なうという技です。
下下のやり方は両外抜きで説明しました。
上下をするには、左手は普通の外抜き、右手は上を回す外抜きの要領で行ないます。外抜きさえできれば左手の方は問題ないと思いますが、右手は結構厄介です。上下に限らず両外抜きで重要なのは、箱を掴んだ瞬間に交差させている腕を外側に振ることですが、上から回す場合はこれが難しい。腕の振りが小さくなって真ん中の箱が回転しないよう、動作を大きくしてください。
下上も同様にしてできます。
上上は左右とも上を回す外抜きをするわけですが、これは想像以上に難しい技です。他の3種類とやり方は同じですが、真ん中の箱の落下速度が妙に速く感じられます。シガーボックス全体を持ち上げるときに高めに上げ、腕も素早く回すようにしましょう。
ここまでできたらいよいよ両外抜き1セットです。それを行なうためには、まず4種類それぞれが安定してできるようになることが重要です。その上でそれらをスムーズに繋げる……技術的に難しいだけでなく、体力的にもかなりしんどいです。悪いことは言いませんから、「両外抜き20セット」はやめておきましょう。
注意点
特に上上の両外抜きをする際には、箱を肘などにぶつけて怪我しないよう気を付けてください。当たり前ですが、とても痛いです。