2015年7月の日記
7月29日(水)
マラバリスタ(18:30~19:30)
帰国してからの暑さと湿度が厳しい。ケベックは涼しいどころか寒いぐらいの陽気だったので、その落差に体がついていけない……。そのうち慣れるだろうか。
学校が夏休みに入っているからか、体育館は人が多かった。
- クラブ
カスケード(100回) 2回転カスケード(100回) 3回転カスケード(10回) 4回転カスケード(10回) バッククロス(1回転45回、2回転52回、3回転フラッシュ右1回、左1回、連続2回) 4ファウンテン(10回) 552(10回) 53(右10回、左10回) 5カスケード(10連続10回、14連続1回、1カウント10回)
7月26日(日)
フリップファブリック「クレピュスキュール」(20:35~21:45)
ケベック4日目。
山積の案内でケベックとその周辺を観光した。モンモランシーの滝はその上に架けられた橋を歩いて渡ることができる。ナイアガラよりも高さがあるらしく、なかなかの迫力だった。
昼ご飯は、車でしか行けない焼きたてベーグルの店にソーニャさんが連れて行ってくれた。地元民お勧めだけあってさすがにおいしい。
夜には、港にある野外劇場にてフリップファブリックの「クレピュスキュール」を見る。2,000席以上ある立派な劇場で、無料かつ自由席だから早めに行って並んだら10列目のやや下手側に座ることができた。客席は半分以上埋まっていたと思う。
タイトルは夕暮れを表すフランス語で、開演時刻は日没だった。19人のパフォーマーがアクロバットなどを順に見せていく方式で、出演者がシルク・ドゥ・ソレイユ出身ということもあって演出などがそれっぽい。ジャグリングとしては2人組のディアボロと、最大8人によるクラブパスがあった。
これを毎日無料で見せるというのはすごいことだと思う。ケベック市がスポンサーになって運営しているらしい。IJAで見かけた人たちが何人も来ていた。
公演終了後、船で対岸に渡ってケベックの夜景を見る。落ち着いた雰囲気の綺麗な夜景だった。
というところでケベック滞在は終了。明日の朝、トロント経由で帰国の途につく。
7月25日(土)
カスケード・オブ・スターズ(20:10~22:40)
ケベック3日目。
午前中は公道でジョグリングをやっていたので見学する。400m走のレーンが直線で取れるのがすごい。道路を完全に封鎖しているわけではなく、歩行者は自由に通れるし、自動車も警察の誘導に従ってときどき通っていた。
昨日ジュニアで優勝したディレニー・ベイルズは、7ボール100m後ろ向き走(!)で圧勝していた。その一方で3ボールカスケードがおぼつかないような人も参加していて、見物人やボランティアスタッフも含めてみんな楽しそうだった。こういうのがフェスティバルのあるべき姿だと思う。
午後からは体育館に戻り、ゲームを見たり参加したりして過ごした。25セント硬貨3枚でカスケードをする「クオーターカスケード」は、落とした人は3枚計75セントを供出し、勝者が総取りするというルールだった。
ゲームに続いて屋外でビッグトスアップがあった。場所が狭くてジャグラーが密集しており、投げた道具がバシバシ当たる。絶対けが人が出てるだろ。写真撮影が終わったところでストリートコンバットが始まったのでこれにも参戦した。
夜には昨日と同じ会場にてカスケード・オブ・スターズがあった。これも自由席なので、昨日の反省から開演の1時間ちょっと前より並んだため、さすがにいい席が確保できた。
2人組の司会者がいて出演者を順に紹介していくスタイルで、1組ごとに幕が下ろされていた。出演はマルコ・パオレッティ & デビッド・メネス、ソルスティックス、ステファン・ジェンティリーニ、ジミー・ゴンザレス、コリジョン・オブ・リズム、ジョルジュ・プティ、ジュリー・ラバーニュ、スベトラーナ・ズエヴァ、トニー・フレバーグの9組だった。
粘土ジャグリングのジミー・ゴンザレスがすごい。粘土の塊を投げているうちに割れたりくっついたりして個数が変わる。最大6個。一番の見所は、投げていた粘土を捨てても捨てても個数が減らない! 素晴らしいアイデアだと思った。彼はこのパフォーマンスにより、シルク・ドゥ・ドゥマンで金賞を取ったらしい。
これでIJAのイベントは終了。来年はアメリカ・テキサス州のエルパソで行なわれる。スポンサーが付いたらしく、ステージチャンピオンシップの個人部門とチーム部門の優勝賞金が10,000ドル(ジュニアは4,000ドル)になることが発表された。
7月24日(金)
ステージチャンピオンシップ(19:10~22:40)
ケベック2日目。
いわゆるチャンピオンシップのある日だった。IJAではナンバーズやジョグリングにも「チャンピオンシップ」と付いていて、それらと区別するためにステージチャンピオンシップと呼ぶらしい。会場は街中にあるインペリアルベルシアターで、体育館からは少し離れていて徒歩だと30分ぐらいかかる。
チャンピオンシップも自由席なので、昨日の反省から開演の30分前に行ってみたものの既に長い列ができていた。ちゃんとした劇場かと思ったら、こちらもフラットな床にパイプ椅子を並べた会場で、客席内にバーカウンターがあったことからライブハウスのようなものだと思われる。
ジュニア、個人、チームの3部門の出場者は適当に混ぜられており、1組終わるごとに幕が下りて審査に入る。審査時間は特に決まっていないようで、全ての審査員の審査が終わると次に行くことになっていた。それまでは司会の人が審査員の紹介や審査基準の説明、IJAクイズなどをして場を繋いでいた。
結果は個人部門1位が望月ゆうさく、2位が生方洋佑、3位が谷岡健人、チーム部門1位がけんとかいと、2位がジャグヘッズ、3位がブリングリング・ブラザーズ、ジュニア部門1位がディレニー・ベイルズ、2位がマックス・ポフ、3位がダニエル・ヴァン・フーミセンだった。
特筆すべきは何と言ってもジュニアで優勝した女の子で、3クラブを始めたかと思ったらアルバートだけして終了! その後も安定した7ボール、7リング、5クラブバッククロスなどを次々と決める一方、衣裳がパジャマだったり、誰も知らないジャグラーの写真を掲げたりと演出が意味不明。まるで往年の東を見ているようだった。
あと、竜半のテトリスもよかったと思う。
7月23日(木)
テオレム(20:05~21:50)
ケベック1日目。
エアカナダをトロントで乗り継いで、今年のIJAが行なわれるケベックにやってきた。到着したのは前日の夜で、山積の奥さん(ソーニャさん)が迎えにきてくれて、帰国の日まで山積邸に泊めてもらった。
午前中にIJAのメイン会場であるセジェップ・リモワルーの体育館で受付を済ませる。事前にイベントパッケージを申し込んでおいたら、体育館に出入りできるリストバンド、各種ショーチケットの他にTシャツも付いてきた。
今さらながらのIJA初参加。しかし参加人数にしても参加者のジャグリングレベルにしても近年のJJFとあまり変わらない印象で、むしろJJFよりも初心者が多い感じだった。体育館では練習したりワークショップを覗いたりゲームを見学したりして過ごす。JJFと違うのは土足で入ること、シガーボックスなどを使用する際も養生をしないこと、ショップが体育館のフロア上で道具を売っていること、そして一番驚いたのは、飲食自由で食べ物が配られていたことだった。
夜、ケベックサーカス学校の特設ステージにてグレッグ・ケネディのショー「テオレム」を見る。フラットな床にパイプ椅子を300ほど並べた会場で、自由席だったため15分前に着いたときには既に前の方の席は埋まっていた。公演は休憩を挟んで前半と後半があり、グレッグ・ケネディを含む6人が様々な装置を使ってジャグリングやアクロバットを披露していくスタイルだった。ヘミスフィアやV字型のバウンス台など、彼の代表作を全て見ることができたのはよかったと思う。
公演終了直後からサーカス学校の前庭でファイアージャムと呼ばれるイベントが始まった。トーチやファイアーポイなどを回したい人が回して、見たい人が適当に見るというもの。時差ぼけなのか、頭が痛かったので少しだけ見て帰ることにした。
7月18日(土)
マラバリスタ(18:00~19:30)
台風は通り過ぎたのかと思っていたらそういうわけでもなく、1日中降ったり止んだりの天気だった。当然湿度は高いので蒸し暑く、クラブが手にくっついて投げにくかった。特に3本まとめて投げるのがうまくいかない。
来週IJAに行ってくるけど、チャンピオンシップは個人部門の決勝に残った6人が全員日本人らしい。せっかくカナダまで行くのに……。
- クラブ
カスケード(100回) 2回転カスケード(100回) 3回転カスケード(10回) 4回転カスケード(10回) バッククロス(1回転47回、2回転41回、3回転フラッシュ右1回、左1回、連続2回) 4ファウンテン(40回) 552(10回) 53(右20回、左10回) 5カスケード(10連続10回) 野々瀬とパス(2カウント、マサカリ、ショルダースロー、左2回転、23、3223、333、マルチ、マサカリマルチ、ロケットマルチ、2回転マルチ223、3回転マルチ、3本マルチ、背面キャッチ~ピルエット~マルチ、バルタンマルチ223、右背中の後ろ、左背中の後ろ、背中の後ろ223、1回転セブン、1回転1回転~1回転2回転~1回転3回転、2回転セブンポップコーン、2回転エイト)
7月15日(水)
マラバリスタ(18:30~19:20)
昼間は晴れて暑く夜になっても気温が下がらないという、いかにも夏のような天候になってきた。ただし、台風が接近している影響なのか風があったので、意外と涼しさも感じられた。
調子自体は悪くなかったものの、クラブをキャッチし損ねて指を痛めたのと、まとわりついてくる蚊と戦いながら投げていたため、あまり集中して練習できなかった。
- クラブ
カスケード(100回) 2回転カスケード(100回) 3回転カスケード(10回) 4回転カスケード(10回) バッククロス(1回転38回、2回転41回、3回転フラッシュ右1回、左1回、連続2回) 4ファウンテン(30回) 552(10回) 53(右10回、左10回) 5カスケード(10連続10回、14連続1回、1カウント7回)
7月8日(水)
マラバリスタ(18:40~19:20)
雨が降って外は涼しいのに体育館の中は蒸し暑かった。湿気が体にまとわりつく感じで服が重い。クラブを投げるときも手から離れにくくなっていて、いつもより回転の制御が難しかった。
本日の道具講習会はバルーンだった。これで講習会シリーズは終了かな?
- クラブ
カスケード(100回) 2回転カスケード(100回) 3回転カスケード(10回) 4回転カスケード(10回) バッククロス(1回転30回、2回転47回、3回転フラッシュ右1回、左1回) 4ファウンテン(10回) 552(10回) 53(右20回、左10回) 5カスケード(10連続10回、14連続1回、1カウント7回)
7月4日(土)
マラバリスタ(18:10~20:00)
雨だったからか、体育館に着いたときにはそれほど人はいなかった。それでも次第に増えていって、最終的にはいつも通りの狭さになっていた。
野々瀬が1ヶ月ぶりに来たので1ヶ月ぶりにクラブパスをした。投げ方を忘れてはいないけど、どうということのないパスをキャッチできなかったりしたので、やはり継続は大事だと思った。
本日の道具講習会はクラブだった。
- クラブ
カスケード(100回) 2回転カスケード(100回) 3回転カスケード(10回) 4回転カスケード(10回) バッククロス(1回転44回、2回転31回、3回転フラッシュ右1回、左1回、連続2回) 4ファウンテン(10回) 552(10回) 53(右10回、左10回) 5カスケード(10連続10回、14連続5回、1カウント8回) 野々瀬とパス(2カウント、マサカリ、ショルダースロー、左2回転、23、3223、333、マルチ、マサカリマルチ、ロケットマルチ、2回転マルチ223、3回転マルチ、3本マルチ、背面キャッチ~ピルエット~マルチ、バルタンマルチ、バルタンマルチ223、右背中の後ろ、左背中の後ろ、背中の後ろ223、1回転セブン、1回転1回転~1回転2回転~1回転3回転、2回転エイト)
7月1日(水)
マラバリスタ(18:30~19:20)
雨が上がった夕方には涼しいを通り越して肌寒いぐらいの陽気だったのに、時間が経つにつれて蒸し暑くなってきた。空には紫色の、ちょっと変わった夕焼けが見られた。
本日の道具講習会はコンタクトとピルエットだった。ピルエットの方は参加者がいなくて開かれなかったのかな? いつもと比べると体育館に来た人そのものが少なかった。
- クラブ
カスケード(100回) 2回転カスケード(100回) 3回転カスケード(10回) 4回転カスケード(10回) バッククロス(1回転46回、2回転43回、3回転フラッシュ右1回、左1回、連続2回) 4ファウンテン(10回) 552(10回) 53(右10回、左10回) 5カスケード(10連続10回、14連続5回、1カウント9回)