2012年2月の日記

2月29日(水)

マラバリスタ(20:00~21:00)

雪が降り積もる中、久しぶりの練習に行ったら意外と多くの人がいた。NHKが何かの撮影をしていたらしい。
練習を開始したすぐは手が冷たくてボールがうまく握れず、投げることもままならなかった。キャッチにも苦労したし、寒いときは何から始めるのがいいんだろう?
帰りの会のときにラスベガス土産を提供して、代わりにNHKからというお菓子をもらった。

2月26日(日)

オーヴォ(13:00~15:25)
オーヴォ(17:05~19:35)

ロサンゼルス1日目にして最終日。
シルク・ドゥ・ソレイユのテント公演である「オーヴォ」がたまたまロサンゼルスに来ていたから見たというか、ロサンゼルスに来ていることを確認して日程を組んだというか、とにかく見に行ってきた。
オーヴォとはポルトガル語で卵のことで、字面の oVo が虫の顔に見えることもあって虫や卵がたくさん出てくる公演だった。テーマは昆虫の楽園か? 全体的に明るく楽しい感じのいいショーではあるが、虫が苦手な人は無理かも。
オーヴォが始まった当初は矢部亮が出演していたものの今はいない。代わりにディアボロを担当しているのはトニー・フレバーグだった。最終的に4個のハイトスまでしていた。楽しげなソロルーティンだけど、矢部もこのルーティンだったんだろうか。

2月25日(土)

ミステア(19:00~20:40)
オペラ座の怪人(21:40~23:15)

ラスベガス5日目。
既に18年間も行なわれているラスベガス、そしてシルク・ドゥ・ソレイユを代表するショーのミステアを見る。未だにほぼ満席というのが素晴らしい。バンジーの前半がなくて代わりにティシュー(シルク的にはエアリアルバレエ・イン・シルク?)になっていた。バンジーでは合体する技が復活していてよかった。一度失敗したけど。
その後は、今年中の公演打ち切りが決定している「オペラ座の怪人」を見ることにした。ラスベガスバージョンは公演時間が短く、タイトルも短く「ファントム」になっている。他のバージョンも見たことがないので、とりあえずあらすじだけ勉強しておいたけど、やはりその程度では英語のストーリーは追えない。舞台装置のすごさは分かったので、それだけでよしとしよう。

2月24日(金)

ビリーブ(19:10~20:20)
ビリーブ(21:40~22:50)

ラスベガス4日目。
3年半前に始まったシルク・ドゥ・ソレイユの「ビリーブ」をようやく見ることができた。前回ラスベガスに行ったときはギリギリ見ることができず、見た人からは「つまらない」「見なくていい」という評価しか聞いていなかったので、恐いもの見たさもあって非常に見たかったショーだ。ビリーブは、アメリカでは知名度のある(らしい)クリス・エンジェルというマジシャンとのコラボレーションとして作られたショーで、この、手品とサーカスのコラボがそもそも失敗だと言われていた。
で、実際に見てどうだったかというと、完全なマジックショーだった。クリス・エンジェルがイリュージョンなど15~16種類の手品を次々と披露していくだけで、シルク・ドゥ・ソレイユ的な部分は全くない。各所で酷評されたために当初の方針を変えたか。私が見た2回は客の入りも9割程度と悪くないので、今後もこのままの形でいくと思われる。
マジックショーとしてはレベルが高く、イリュージョンもスピードがあってすごいと思う。ただ、マジックショーは一度見れば十分で、特に今回の私のように続けて二度も見るものではない。注意点としては、マジックショー全般に言えることだが、座席が後ろだと小さい手品は分かり難い。あと、痛そうなシーンがところどころにあることも予め知っておいた方が(というか知らせておいた方が)いいと思う。

2月23日(木)

サーカスアクト(15:30~15:40、16:15~16:25)
ラブ(19:00~20:35)
ボルケーノ(21:00~21:05)
ベラッジオの噴水ショー(21:30~21:35)
オー(22:00~23:40)

ラスベガス3日目。
サーカスサーカスの無料サーカスを見る。1回目はニナ & ニコライという2人組のマジシャンで、主に早替りをやっていた。2回目はズーマズーマというアフリカンアクロバットの5人組で、リンボーダンスや動きの速い組み体操など。
ミラージュに移動してシルク・ドゥ・ソレイユの「ラブ」を見る。オープニングの幕の上がり方が格好いい。ビートルズは前面には出てこない。八角形の劇場でステージが中央にあるからか、ステージと客席に一体感がある。やはりいいショーだと思う。
その後、新しくなった火山の噴火ショー「ボルケーノ」と、ベラッジオの噴水ショーを見る。ボルケーノは音楽に合わせて火の手が上がるというもので、悪くはないけど個人的には昔の素朴な噴火の方が好きだった。
この日の最後はベラッジオの「オー」。今までで最もいい席だった。最近はチケットが思うように売れないのか、高い金額を出せばいい席が確保できる状態になっている。とは言え満席で、格安チケットが出回ることもなく、ショーのクオリティは高いから安心して見ることができる。

2月22日(水)

ミラクルマイルの噴水ショー(17:00~17:30)
ベガス!(19:05~20:30)
カー(21:40~23:10)

ラスベガス2日目。
プラネットハリウッドホテルに併設されたショッピングモール「ミラクルマイル」で噴水ショーをやっているらしいので見に行った。屋内に設置された噴水が音楽に合わせて動くというもので、ベラッジオの噴水に比べるとサイズも動きも小さい。何曲も続けて行なわれるので、適当に行って1~2曲見れば十分か。
同じくミラクルマイルで行なわれているショー「ベガス!」も見た。これはラスベガス的なものを集めたレビューショーで、幕ごとに大掛かりなセットが作られ、幕間には手品やアクロバットが行なわれる。全体としては歌と踊りがメインの、日本風に言えば「昭和の香りがする」ショーで、これはこれでいいと思う。
この日の最後はシルク・ドゥ・ソレイユの「カー」。やはりいいショーだ。かつて見たときとは演目に若干の変更があり、それに伴ってストーリーが微調整されていた。

2月21日(火)

ビバ・エルビス(19:00~20:30)
ビバ・エルビス(21:30~23:00)

ラスベガス1日目。
アメリカン航空をロサンゼルスで乗り継いで通算6回目のラスベガスへ。この日はビバ・エルビスの2回目だけを見る予定だったけど、飛行機の遅れなどもなく時間に余裕があったため、急遽1回目も見ることにした。チケットは、当日券を割引価格で販売している金券ショップで購入した。事前に購入していた2回目のチケットの半額弱にも関わらず、似たような席だったことに驚く。
ビバ・エルビスは、エルビス・プレスリーをテーマにしたシルク・ドゥ・ソレイユのショーで、ラスベガスで行なわれている7つの常設公演の中では最も評判が悪く、今年中に打ち切られる可能性もあるということで早めに見ておきたかった。
で、実際に見た感想は「一度見ればもういいかな」というものだった。似たようなショーとしてはビートルズをテーマにしたラブがあるけど、そちらが「ビートルズの曲に合わせたルーティン」であるのに対して、ビバ・エルビスの方は曲が強すぎる。コンサートのように曲を聴かせる演目がいくつかあって、それならエルビスのそっくりさんショーを見た方がエルビスファンにとっては満足度が高いのではないか。逆にシルクファンにとっては同じ金額を出すなら他のショーの方が楽しめると思う。

2月16日(木)

ぱさーじゅ(19:30~21:00)

今週もぱさーじゅに行ってみたら、先週よりさらに人が少なかった。西野さん夫妻が来ていた。玲と向笠さんも。
初対面の4年生の伊藤君にパスの相手をしてもらった。2カウントが安定しているぐらいの彼が「初めて見た」と言う技もキャッチできる意外な甲斐性に驚く。もう卒業してしまうというのが残念だ。

2月9日(木)

ぱさーじゅ(19:30~21:00)

ぱさーじゅの練習に参加するため調布にある電通大体育館まで行ってきた。三多摩などで来たことのある体育館だけど、普段の練習に参加するのは初めてだ。久しぶりに来たという玲がいた。
人数が少なかったからか体育館の半分ぐらいしか使われていなかった。駒場小学校と比べると天井が高く、照明の間隔が狭いためややまぶしく、隙間風が入ってくるから足元が寒い。
大平君にパスの相手をしてもらう。左4回転が、そんなに頑張らなくても投げられるようになってきた。練習の成果か。

2月4日(土)

マラバリスタ(18:30~21:00)

土橋君にパスの相手をしてもらう。私の3回転の投げがよくないらしく、3回転を含む技がなかなか成功しなかった。今まではうまくできたと思っていたのも、単に受ける側に甲斐性があっただけなのか。
この先しばらくマラバリスタの練習がない。久しぶりに他のサークルの練習に行ってみるかな。

2月3日(金)

カレ・キュリユー「シルク・ヴィヴァン!」(19:30~20:50)

ベルギーの男性4人組によるサーカスカンパニー「カレ・キュリユー」の公演を見るために、東池袋のあうるすぽっとまで行ってきた。座席はD列18番、舞台近くの上手側だった。前売り5,500円。
いかにもヌーヴォー・シルクといった趣で、ストーリーらしいストーリーはなく、暗めの照明で淡々と舞台が進行していく。しかしその内容はアイデア満載でとても楽しめた。それぞれの持ちネタに加えて2~4人で行なう演目もある。
最初のボールジャグリングは、ボールの数も参加人数も次第に増えていき、同時多発的に発生する複雑な動きが素晴らしい。床に散らばったボールを投げながら片付けていったり、道具や人の退場場所が大きなソファだというのも面白い。不安定なチャイニーズポールは高さ以上の緊張感をもたらし、赤い布は本当に生きているかのように動く。一輪車を見せない一輪車の演技、ローラースケートを見せないローラースケートの演技というのも斬新だった。

2月1日(水)

マラバリスタ(19:20~21:00)

前回の練習で受け取った新しいクラブ5本を使ってみた。グリップの部分に巻いてあるプラスチックテープが硬いのか、キャッチするときに少し違和感がある。また、ノブの摩擦が大きくて、服の袖に触れると投げたときの回転や角度が変わる。一度投げるのに失敗してクラブが顔に当たった……。慣れるまでは慎重に扱わないと余計な怪我をしそうだ。