2009年3月の日記

3月29日(日)

コルテオ(12:30~15:00)

2回目のコルテオを見てきた。座席はBブロック2列1番という下手側のかなり角度のある席だった。S席のすぐ隣なのにSS席だから13,000円もする。詐欺みたいな話だ。
アクロ・デュエットの演者が麻薬の密輸で逮捕されたため、予備演目のフット・ジャグリングに差し替えられていた。……ところが、これがすごい。よくある傘や座布団を足で回すのではなく、フープを手でカスケードしつつ、ときどき足で蹴り返したりつま先にひっかけて回したりする。そして最終的には足だけでカスケード!! どんな演技だったか記憶に残っていないアクロ・デュエットよりもよかったと思う。
ジャグリングの演目では1ミス、バランスラダーも1ミスだったので、前回見たときよりは完成度が高かった。

3月21日(土)

ながめくらしつ舞台公演(19:00~20:20)

ながめくらしつの単独公演を見るために、門前仲町の門仲天井ホールまで行ってきた。金土で3回あった公演のうち私が見たのは最終回だ。前売り2,500円の自由席で、他の回は完売していて慌てて予約したらこの回も完売になった。満席だからか入口で大入袋が配られた。中身はコイン型のチョコレート。
以前とはメンバーの入れ替えがあり、今回は目黒陽介、松田昇、鈴木拓矢、小春、長嶋岳人の5人だった。公演はアコーディオンとサックスの生演奏に合わせて1~3人でジャグリングを行なうというもので、ボール、ボールパス、バウンス、バウンスパス、リングコンタクト、クラブ、ディアボロなどの演目があった。
初めのうちはほとんどジャグリングをせず、このまま終わったらどうしようかと心配していたけど、途中から俄然面白くなった。ただ、前にも増して失敗が多かった。それを見越してのフォローやアドリブや甲斐性で乗り切ったものの、やはり完成形を見たい。
公演にストーリーはなく、演目間に明確な区切りもなく、演者が出たり入ったりしながら全体が有機的に繋がっている感じだった。物語がメインではなく、個々のジャグリング技術がメインでもなく、公演自体がメインである点は非常によかったと思う。1時間を越えるジャグリング公演の可能性を感じた。
現地で永田やMIMOさんなどに会った。

3月8日(日)

ジンガロ「バトゥータ」(17:00~18:15)

4年ぶりに来日したジンガロを見るために、木場公演内ジンガロ特設シアターまで行ってきた。私の席はJ-15列の13番で、一番安い最後列のA席だけど8,000円する。2,000以上ある座席は7割ぐらい埋まっていただろうか。
前回の演目「ルンタ」とは打って変わって、サーカスのジギトっぽい内容だった。疾駆する馬の上で様々なポーズを取る、乗り方を変える、ジャンプする、帽子を投げる、等々2つの楽団による生演奏に合わせて短い演目を次々と繰り出していた。中央に水が流れ落ちる舞台装置や、浮かんでいる風船を引っ張るなど面白い演出もいくつかあった。
この公演自体はよかったと思うけど、前作と比べるとやや見劣りするのも否めない。まず公演時間が40分ほど短い。出演する動物の種類も少ない。馬は常に走っていて、動きのメリハリが少ないなど。会場ではリピーター割引の宣伝をしていたが、不況という時期的な問題を差し引いてもなかなか厳しいのではないか?

3月7日(土)

舞夢踏ライブ「vol.17」(14:00~15:50)
マラバリスタ(18:50~21:00)

千が出演するというので、4年ぶりに舞夢踏の発表会を見に行った。会場は早稲田どらま館という100人も入らないような小ホールで、満員ぎゅうぎゅう詰めだった。当日精算で700円。
オープニングのあと「僕らはみんな生きている?」「コンプレックスと風船」「笑い人形の館」「ボウリング」「しかけ時計」、10分間の休憩を挟んで「追想電車」「GAME」「蜘蛛」「ガミガミ大佐の誕生日」、そしてエンディングという構成だった。
最もよかったのはソロ演目の「蜘蛛」。4本の手足で蜘蛛を見事に表現していた。一発芸的な「ボウリング」も楽しくてよいと思う。今回驚いたのは、演じている人が結構喋ること。前からそうだったっけ?
その後、一旦家に帰って荷物を取ってから練習へ。道具フリマが行なわれており、ディアボロやボールを初めとして思ったよりたくさんの道具が出品されていた。そのため過去にない買い手市場になったようで、大量に売れ残っていた。私自身も「最低落札価格500円」というロシアンボール5個を525円で落札できた。