2003年3月の日記

3月30日(日)

一体前(17:20~18:50)

今村、長、永野、栁澤がいたけど、みんなすぐに帰ってしまった。後から久保が登場。
なぜか今日は左手の投げが安定しない。特に5ボールのとき高さや角度が自分で制御できていなかった。あまり経験したことのない、ちょっと不思議な感覚だった。
久保がフットバッグでリップウォークという技を練習していたので、解説してもらった。両足を2回ずつバタバタさせる難しい技だという。フットバッグのようにひたすら足を使う種目は、少なくとも今の私には無理だなあ。

3月29日(土)

一体前(19:50~20:50)

少しだけ時間ができたので一体前へ。
体の調子も割とよさそうだったので、クラブの3アップピルエットをやってみる。感覚は鈍ってるものの何とか回れた。どんなときでも確実にできるようにするには、まずフラッシュを安定させないとね。

3月28日(金)

一体前(18:40~21:00)

久保がいて、クラブやボールでウォーミングアップをしていたら西村さんも現われた。大五郎は一瞬だけ姿を見せた。
西村さんが、「ウエストサイド」ルーティンの最初の部分を作ってきた。曲の録音レベルが低いため、音に合わせて動くというのがやや難しい。何とかしないと。
久保にディアボロを2個貸した。

3月27日(木)

ラーメンズ第13回公演「CLASSIC」(19:00~20:40)

下北沢の本多劇場であったライブを見に行った。前売3,500円で私の席はM列11番。
今回は「帝王閣ホテル」という名前のクラシックホテルを舞台にして、9本のコントをオムニバス形式で演じるという趣向だった。内容は順にドアマンの革命、「マリコマリオ」、「受験生」、「想定範囲内」、「ギリジンツーリスト」、手品マニアとガンプラマニアの話、「バニーボーイ」、ノーと言わないホテルマンの宮澤さんの物語、そしてホテルのテーマソング。数が多いからどれも短めだった。
手品マニアの話は多少分かったけど、ガンダムのプラモデルの話はさっぱり分からず。会場でも分かった人はほとんどいなかったような……。
ホテルマンの台詞とか、バニーボーイの間違ったリアクションとか、相変わらず観察眼は鋭い。しかし面白かったと言えるのは最後の歌だけかな? ラーメンズのコントは時間をかけて状況を伝えていくあたりが重要なんだけど、それが十分できていないうちに終わってしまう話が多かったように思う。あと、何も面白いことをしてないのに大笑いする客が何人かいて興ざめだった。
個人的には今までで一番つまらない公演だった。前回の本公演から時間が空いてないためか、ネタがあまり練りこまれていなかった気がする。見た座席が後ろの方だったというのも関係しているかもしれない。

3月26日(水)

一体前(19:20~21:00)

久保、土屋、西村、仁、小坂がいて今村もやって来た。
曲の候補を聴いて、とりあえずオープニング曲を「ウエストサイドストーリー」のプロローグに決める。そこから動きの検討と練習。今村にダンスの基礎的なリズムの取り方を習い、仁さんに歩き方を習い、西村さんにストレッチのやり方を習った。ああ、どんどんクラブの本数が減っていく。
土屋に五月祭の登録用紙を渡した。でも現時点ではほとんど何も決まっていない。

3月25日(火)

劇団四季「ライオンキング」(18:30~21:30)

竹芝にある四季劇場「春」まで行ってきた。2階I列28番のB席で6,300円。もう4年以上やってるロングランで、1,200席を越える劇場で、何でもない平日の公演で満席なのが不思議だ。
ステージに日が昇り、いきなりキリンとか象とかが出てきて驚く。床のほとんどの部分が可動式だったり、上から横から現われるセットがあっという間に場面を切り替えたりするのはすごいと思った。星がゆっくりと明滅するのもよかった。
「ライオンキング」はストーリーも歌も動きのキレも大したことないので、ミュージカルの内容に期待していくと失敗する。これは着ぐるみのような衣裳を含めた舞台装置を見るためのものだと思った。ストーリーに関して手塚治虫「ジャングル大帝」のパクりっぷりがひどいという話があるけど、ここまでありがちな物語だと、既に特定の作品のパクりではない気がする。

3月24日(月)

五月祭話し合い(19:00~21:30)

ようやくエンジンのかかってきた五月祭の話し合いのため西村邸へ。小坂と、アドバイザーの仁さんも来てくれた。そういやチーム名考えなきゃ。
動きの参考にということで、ミュージカル映画のビデオを借りてきて見た。中でもMGMの50周年記念に制作された「ザッツ・エンターテイメント」が大当たり。同社のヒット作のいいとこ取りだから当然といえば当然なんだけど。ジョン・ギルキーの元ネタとなっている、フレッド・アステアの帽子掛けとのダンスは何度見てもすごいと思う。あんな動きはできないよなあ。
家に帰るとしんちゃんから電話がかかってきた。応募していたラジカルボックスの公演企画は落選だったらしい。むー、残念。

3月23日(日)

中山競馬(13:20~16:30)

マラバリ馬部の活動で、船橋法典にある中山競馬場まで行ってきた。本日の参加は私とクイーン、高木、ガリ、村松の5人。入場料だけなら200円だった。
競馬場へ行くのが初めてなら馬券を買うのも初めてだったので、詳しい高木やガリにかけ方や表の見方などを教えてもらった。成績は、第9~第12の4レースで35,000円をつぎ込んで25,600円のリターン。期待値が7割とすればまあこんなものか。どうやらビギナーズラックは訪れなかったらしい。
競馬というのはもちろんギャンブルだけど、全くかけなくても楽しめる。あんなに大きな馬が目の前を高速で走り抜けていくのはすごい迫力がある。一度本物を見ておいて損はないと思った。あと、だだっ広い競馬場の芝の整備や場内の警備の様子、おびただしい数の報道カメラマン、それに清掃要員などを見て、これがとてつもなく巨大な産業だということも分かった。
終了後、渋谷に移動して「つくしんぼ」などで飲み。途中から長やちょりさんまで呼び出してしまった。

3月22日(土)

NHK「爆笑オンエアバトル」(13:50~17:00)
一体前(17:20~18:20)

オンエアバトルの収録を見るために渋谷のNHKまで行ってきた。審査員じゃないのは2回目か? 私の座席は上手側2列目の中央通路から4番目だった。放送予定は4月4日(金)の24:15~。
新年度ということで色々変わっていた。基本的な内容は一緒なんだけど、アナウンサーが変わったり、収録場所が公開録画用のテントからNHKの建物内に変わったり、放送日時が変わったりしている。
出場者と内容は順にモジモジハンターのショートコント、Over Drive のサザエさんをネタにしたコント、バカリズム「~弱の人」、18KINはアナウンサーなどを題材にした漫才、インスタントジョンソンは結婚式で急遽「テントウムシのサンバ」を歌うことになったというシチュエーションコント、ブロードキャストの学生のころの話、タカアンドトシの小学校の遠足の話、友近のモデルのトークショーを模した1人コント、どきどきキャンプの中学校の屋上から告白するというコント、キングオブコメディの渋谷の若者に取材するというコントの計10組。前説はビンテージ(?)だった。
結果は18KIN(497キロバトル)、タカアンドトシ(453)、Over Drive(433)、キングオブコメディ(433)、モジモジハンター(417)、インスタントジョンソン(417)、ブロードキャスト(261)、友近(233)、どきどきキャンプ(225)、バカリズム(201)の順で5位が同点で2組いたため6組がオンエア。
モジモジハンターの「日焼け止め」と、ネタの途中で無駄に机を運ぶのが強烈に面白かった。バカリズムは好きなんだけどあまり笑えないんだよなあ……。逆にタカアンドトシは好きじゃないけどすごく笑える。この違いは何なんだろうか?
今回から変わった藤崎アナウンサーが、初めての収録ということもあって緊張して何度も失敗していた。おかげで取り直しはもちろん、ディレクターに裏へ連れて行かれたりもして、見ているだけの我々は無責任に盛り上がっていた。後で大変だったろうな。
一体前に移動すると久保、鹿島、うた、南里、日子太、北島がいた。
少しだけ練習した後、マラバリスタの追いコンに出席するために渋谷の「うおや」へ。

3月21日(金・祝)

一体前(16:10~17:30)

久保がいた。
バッククロスの練習をしていたら「体が後ろに反ってる」と言われた。まっすぐ立ったままでやらないと続けられないらしい。後ろに回した手は反対側に持っていくのではなく、同じ側の肩に向かって引き上げるようにするとか、クラブは手を曲げたまま取れる位置に落ちてこないといけないとか、投げるリズムが段々速くなるからスピードを押さえる必要があるとか、注意すべき点が多かった。

3月20日(木)

一体前(19:00~21:00)

村松、小坂がいて、西村、仁、しんちゃんがやって来た。
クラブではカスケードの速度を合わせることと、右手で3回転を投げて左手でキャッチすることを練習した。あとは色んな動きの検討。西村さんがクラブ1本だけパート担当で、小坂が2本部門担当、私が3本ルーティン担当となった。カスケードだけで何ができるか考えなきゃ。
仁さんが『ニコリ』に載ってるというので帰ってからバックナンバーを調べてみる。本当だ、毎号載ってる。

3月19日(水)

舞夢踏ライブ「vol.11」(19:00~21:10)

井上に誘われて、早稲田大学のパントマイムサークル・舞夢踏の発表会を大塚のジェルスホールまで見に行った。当日精算券で1,200円。泰三が来ていた。
演目はオープニングのあと「おおかみなんて怖くない」「革命」「雨に踊れば」「あなた次第」「WAVE 2003」、休憩を挟んで「バルハラ」「白衣の男」「ハピネス」「ライフセーバー」「夢のケーキ 恋のレシピ」と続いて、最後にスタッフロール。
よかったと言えるのは、普通のサラリーマンがすごい形相で身に付けているものを少しずつ脱ぎ捨てていく「革命」ぐらいか。サラリーマンネタって結構好きかもしれない。5人がお揃いのレインコートに身をまとい、傘を使うミュージカル風の「雨に踊れば」も構成はよかったと思う。最後の「夢のケーキ 恋のレシピ」はオーソドックスな話で安心して見ていられた。
しかしそれ以外はダメだった。1つ1つの演目がとにかく長い。長すぎる。技術のない人ほど表情や動きが過剰になって、なおさら見てられなくなる。一般の観客としての私の感想はこんな感じだが、関係者はあれでいいと思ってるのだろうか? 少なくとも今日見た公演は、わざわざ金を払ってまで見る価値はないと思う。

3月18日(火)

一体前(19:30~21:00)

雨が降って寒かったし、体調もよくないけど一体前へ。久保がいた。
今日も昔やったことを思い出しながらクラブの練習など。背中の後ろができないのはいいとして、チェイスがやたらと難しいことを再発見した。スタートは右手に2本持って2回転で右右左左左という順に投げるんだけど、右の2投目の回転が多くなることと次第に投げが内側に入ってしまうことから、始めてもすぐに終わる。ちゃんとできるようになるには相当時間がかかりそうだった。

3月15日(土)

一体前(18:00~19:20)

五月祭用のクラブの練習のために一体前へ。久保が来ていた。
予想していたほど腕も落ちていないようで、一安心だった。フラリッシュで左手が回らないのは昔からだからいいとして、課題は左の3回転が低くてぎゅるってることか。高くゆっくり投げる練習をしないと。
3アップピルエットをやってみたら痛みが走ったため、そこで練習終了。春はまだ先だ。

3月14日(金)

一体前(19:50~21:00)

五月祭の話し合いのため一体前へ。西村、仁、わに、今村がいて、しょーいちとうたが通りがかった。19:00集合のはずが無駄な仕事のために1時間も遅刻してしまった。最低。
現段階で決まってることと言えば、私と西村、小坂の3人でクラブを使うということ。技術的には大したことができないのでネタや構成で見せるつもりだ。3人のキャラクターを明確に分けようとすると私は仙人になるらしい。みんな何でそんなにヒゲを付けさせたがるかなあ?

3月12日(水)

キャス会(19:30~22:40)

駒場祭・企画ステージの「第1回キャスト会議」なるものがあったので参加する。山積が徹夜で書いたという詳細な台本を渡された。まだ五月祭の話し合いも始まっていないというのに、早くも駒場祭が始動してしまった。
今日初めて聞いた話で、自分が大変な役を仰せつかってちょっと焦る。しかし難しい役を与えられるということは、「この人ならできる」あるいは「この人にしかできない」と思われてるってことだから名誉といえば名誉か。まあ頑張ろう。
一馬から2000年のIJAチャンピオンシップが返ってきて、「ジャグリングマスター2000」と「II」を貸した。

3月8日(土)

一体前(16:40~18:00)

MPFが終わったと思ったら仕事が忙しくなって全く練習できず、ようやく時間が取れたので一体前へ。明日も休日出勤だ。
7ボールを投げる体力というか腕力がなくなっていることを発見。フラッシュが精一杯だった。でもこれでドーピングをしたおかげで、自分でも意外なほど5ボールが続いたのがちょっと嬉しい。

3月1日(土)

MPF(18:30~20:00)

第3回MPFの出場者は、順にガリ、稲垣、J-1(良樹、曽我部)、ピアノ(尾崎、山積)、ごはっとう(新井、ガリ、曽我部、高瀬、土屋、村松、芳井)、仁、ニクソン(ガリ、西村)、加藤、エロース(中西、永野)の9組。司会・蒲生、しょーいち、曽我部、小澤、ロージー、久保田、照明・神谷、うた、笹野、音響・ちゅー、道具・小坂、拓馬、山内、ビデオ・今瀬だった。
JRを止めるほどの激しい雨のせいか客足も鈍く、本当に内輪の発表会っぽかった。これはこれでいいような気がする。私のネタは、スケーターズワルツに合わせて居眠りするというものだった。終わったあと佑子と今村から「素敵でした」と言われたのはやっぱり嬉しい。
オチに関して。リハーサルのときは曲が終わった時点で「このままオチがなかったらどうしようかと思った」とまで言われていたのに、本番を見た人の感想では「オチがよく分からない」「ない方がよかった」という意見が圧倒的だった。このギャップは何?
長などによると、本番の客はMPFを見ることだけに集中してるので最初からパフォーマンスの意味を考えている。曲が終わると同時にそれが自分の中で完結するから、オチだけ唐突に見せられても理解できないということらしい。伏線が足りなかったということだろうか? うーん、難しい。
一馬に2000年のIJAチャンピオンシップを、剛史にトビー・ウォーカーのDVDを、良樹にバウンシング・イン・パリスをそれぞれ貸した。
打ち上げは1次会だけ参加して帰宅。居眠りをするというネタの練習のために寝不足だったのが、これでようやく解放される。