2002年6月の日記

6月29日(土)

NHK「爆笑オンエアバトル」審査員(13:20~16:20)
一体前(16:40~18:00)

オンエアバトルの収録を見るために渋谷のNHKまで行ってきた。座席は2階席最上段の中央上手側。放送予定は7月27日(土)の23:50~。
出場者と内容は順にブラザースの中国の昔話やラジオ体操などをネタにした漫才、ギャルソンズ「声帯模写部」、5番6番の刑事ドラマの真似をする漫才、マギー審司の手品と物真似、チャイルドマシーン「ヒーロー戦士ヤマモメン」、ドランクドラゴンの新幹線の車掌と乗客のコント、坂道コロンブス「コンビニ・慎吾マート」、北京ゲンジの芸能界ネタなどの漫才、キングコングの映画を撮ろうという話、赤いタンバリン「成功する銀行強盗」の10組。前説はツースリーだった。
結果はブラザース(501キロバトル)、ドランクドラゴン(469)、マギー審司(449)、チャイルドマシーン(445)、キングコング(409)、北京ゲンジ(317)、ギャルソンズ(265)、坂道コロンブス(205)、5番6番(133)、赤いタンバリン(113)の順ではじめの5組がオンエア獲得。
ドランクドラゴンが強烈に面白かった。たったあれだけのシチュエーションで、畳み掛けるようにギャグを連発するのがすごい。先が読めそうで読めないところも絶妙。あと、北京ゲンジも面白かったと思うんだけどなあ。少なくとも今日のキングコングやマギー審司よりはよかった。
収録を見たあと一体前に移動して少しだけ練習。雨が降っているためか他には誰も来ていなかった。

6月28日(金)

マラバリスタ(19:40~21:00)

スピードループのやり方は2通りある。右側の糸をディアボロの手前に引っかける「右手前」と、逆に左の糸を手前にかける「左手前」である。右手前のときは糸が絡まらないように右手を手前、左手を体から離す位置に置き、左手前のときは逆になる。私はずっと左手前でやってきたけど、技の繋がりを考えると右手前の方が優れているため、最近はこちらを重点的に練習している。でも無意識のうちに左手前にしていて、途中でどっちだか分からなくなって結局絡まってしまったりする。まだまだ修行が足りんな。
新品のスティックの糸が早くも切れた。それはまあ仕方ないとして、結び直そうとしたら糸が穴に入らない。穴の大きさが、糸が1本通るかどうかぐらいの細さだったからだ。最初に入れた人はどうやったんだろう?

6月26日(水)

マラバリスタ(19:00~20:00)

ディアボロの投げ入れスタートが難しい。左手の甲を上にしてディアボロを持ち、手首のスナップを利かせて投げ上げるんだけど、まっすぐ上がらなかったり回転がかからなかったりしていつも落ちてくる場所が違う。たまに綺麗に上がっても糸に引っかからないでそのまま地面に落ちる始末。つっちーは「慣れですよ」と言っていたけど……。
頼んでおいたビーンバッグやディアボロの予備スティックなどを黒田から受け取った。新しい道具が来るとちょっとわくわくする。

6月24日(月)

一体前(19:20~21:00)

松垣、白井、久保、佳子、ガリ、しんちゃんあたりが来ていた。2年生の3人は、どの学科に行くかなど進級について熱く語っているようだった。たまに漏れ聞こえてくる言葉を総合すると「世の中ちょろいぜ」ということらしい。
大量にあった風邪薬も飲み終わり、1日休んで体調もよく、さあ練習だと思ってもそうそう簡単にことは運ばない。5ボールカスケードが続かないから20分も費やし、それだけで腕が上がらなくなってしまう。技術がないのか体力がないのかどっちだ?
白井が5ボールミルズメスを1往復ちょっと成功させていた。佳子は3ボール3アップピルエットを普通に決めている。みんなどんどんうまくなっていくなあ。

6月23日(日)

「東京笑い者カーニバル」(13:00~20:20)

昨年に引き続き、半日がかりのお笑いライブをお台場のゼップ東京まで見に行った。前売3,675円で1階28列11番。ホールは満員になると1,300人入れるらしい。去年はみんなフラッシュたき放題で撮影していたからそういうライブだと思っていたら、今年はカメラ持ち込み禁止になっていた。
第1部「フレッシュスターカーニバル」に34組、途中45分の休憩を挟んで第2部「オールスターカーニバル」に29組の計63組が出演した。
外れは割と少なかったかな。第1部で特に面白かったのはライオンヘッドとスピードワゴンで、第2部はシャカ、ユリオカ超特Q、アンタッチャブル、そしてホーム・チーム。今回最大の収穫はライオンヘッドで、今まであまりいい印象はなかったけど、「ツクツクボーシ」に似た音を連発する強引な展開はすごいと思った。
あと、お笑い芸人としては大したことないけど、マロンマロンは今回はリング2枚と帽子でカスケードをやっていた。ハットマニピュレーションも少しあったし、そういう意味でこれから注目の芸人だ。

6月22日(土)

一体前(19:40~21:00)

土曜日だというのに色々と忙しくて、結局こんな時間になってしまった。
シャワーで、1 のときに頭の後ろを通す技と背中の後ろを通す技を交互に入れるということをやってみた。それぞれの技が安定してできるようになっていればそれほど難しくはないけど、見た目にそれほど面白くもないかな。7131 でできればまたちょっと違うかも。
3ボールシャワーの強化のために4ボールシャワーも練習した。何となく続くんだけど、軌道は全く安定しない。これはこれで練習が必要なのか。

6月21日(金)

マラバリスタ(19:00~21:00)

芸歴11年のクラウン、仁さんによるクラウニングの講習会があったので受講した。彼のクラウニングはアメリカのリングリングサーカスの流れを汲むものらしく、ひたすら楽しさを演出することを特徴とする。今日習ったのは基本のダブルテイクで、講義、模範演技、練習、発表というサイクルを繰り返すことで少しずつ表現を身に付けていく。仁さんのクラウニングの技術もさることながら、1時間で教えるべきことを教え、しかも飽きさせない教授法に感心した。ワークショップとはかくありたい。
ディアボロでは、竹内にスティックを持ったまま全体を大きく回すビッグサンを教えてもらった。体を回転させるときにスピードをつけないで、むしろ勢いを殺すようにして回すのが重要らしい。何とかできそうではある。

6月20日(木)

一体前(19:50~20:50)
クラブeXセレクション「ディアブロ」(22:00~22:50)

良樹、白井、佳子、しんちゃんが来ていた。
久しぶりに良樹とパス。ファットヘッドは重いわでかいわで、うまく掴めない上に疲労も激しい。甲斐性使えないし。昔はよくこんなので8本まで投げていたと思う。
白井が4ボールミルズメスの途中に 7441 を入れていた。さすがにそのままの連続は無理だけど、腕の動きを1周期分待つ 744144 なら続けてできそうだった。
その後、品川に移動して2回目の「ディアブロ」。今回は招待だったので只。座席が前回と違って真横でステージ側という場所だったためか、また新鮮な発見があったりして面白かった。これが最終公演なので、客はクラッカーを鳴らすわカーテンコールで芸人たちを2度呼び出すわの盛り上がりを見せていた。

6月19日(水)

マラバリスタ(19:00~20:00)

今日はバルーンの講習会があったらしい。近づいたわけではないので詳細は分からないけど、大勢集まって盛況だったようだ。
長が「ディズニーシーいいっすよ」ということを熱く語っていた。5,500円で1日いられて、30分ほどのショーが3つ見れるためそれだけで元が取れてしまう。しかもそのショーのレベルがかなり高いようで、曲ピタの花火とかすごいらしい。うーん、行きたいなあ……。その辺をうろついている大道芸人が5ハットカスケードをやってたって。誰だろう?
うたに「保守本流」、ラミロ・コレクション、エアジャズ、そしてモントリオール・コメディ・フェスティバルのビデオを貸した。

6月18日(火)

一体前(19:50~21:00)

久保としんちゃんを見かけた。
まだ不調な日々は続く。風邪は治りかけていて、そういう意味では調子がいいんだけどボールをうまく投げられない。体力が落ちているせいかもしれない。

6月17日(月)

一体前(19:50~20:10)

今村、久保、ガリ、山本、宮田、田久、しんちゃんが来ていた。
ドーナツの田久は、京都から千葉の実家に帰る途中で寄ったらしい。というわけで、練習もそこそこに飲みにいくことになった。私は風邪が治らないためずっとウーロン茶を飲んでいた。1人だけしらふってのはつらいね。

6月16日(日)

クラブeXセレクション「ディアブロ」(14:00~15:50)
アレグリアビデオを見る会(17:00~22:30)

品川プリンスホテルに新築されたエグゼクティブタワーというところの劇場でアクロバットの公演があるというので行ってきた。テーブルのある席について何かを飲んだり食べたりしながらショーを見るという形式で、ケーキセット付き2,500円だった。客席は500ほどで、中央にある円形劇場を囲んで見るのでどこからでも舞台が近くてよかったと思う。特殊効果も効いていた。
演目名と内容は次の通り。2人が半球に乗ったり回したりするジャーマンホイールのような「キャプチャー」、巨大な鉄の籠を使って6~7人で鉄棒とかのアクションが入る「テテ・ア・カーレ」、男女3人ずつでドア3枚に乗ったりくぐったりする「テテ・ア・クラーク」、客を2人前に出してのクラウニング、普通の脚立を使っての「エイペックス」、大きな人型の物体に乗る「フェメ・ファターレ」、そして空中で2人で演じる「エンプティー・スペース」。
目新しい道具が色々あって面白かった。特にドアと脚立。アクロバットの技術は普通だと思うけど、これらの日常的な道具を使うというアイデアがよかった。まだまだ発展させられそうな感じ。ちなみに「ディアブロ」というのは道具の名前でも公演名でもなく、団体の名前だった。そんなありがちな名前でいいのか?
その後今村邸に移動して何人かでアレグリアのビデオを見た。一緒だったのは私と今村、川井田、玲、曽我部、ガリ、拓馬の7人。
私は実際に見たことがあるせいか「アレグリアいいなあ」と思えたけど、初めて見た人には難解だったかもしれない。ジャグラー的に盛り上がれる部分はファイアーナイフダンスぐらいだし。
川井田に2001年IJAハイライトを貸した。今村から『ジョジョの奇妙な冒険』59~63巻を借りた。

6月15日(土)

NHK「爆笑オンエアバトル」審査員(13:20~16:30)
一体前(17:00~18:50)
東大落研「お笑いワールドカップ」(19:00~21:30)

オンエアバトルの収録を見るため渋谷のNHKへ行ってきた。ここしばらく忙しくて応募してなかったり、応募しても外れたり、当たっても辞退したりしていたのでかなり久しぶりだ。座席は2階席2列目の上手から3番目。放送予定は7月13日(土)の23:50~。
出場者と内容は順にビームの自動車教習所の待合室でのコント、きぐるみピエロの教習所の教官と生徒のコント、麒麟の勇気検査などの漫才、はなわ「千葉県の歌」、Bコースの自己紹介をネタにしたトリオ漫才、スマイリーキクチ「最近恐くない?」、ペナルティ「男の中の男妖精」、CUBEの銀行強盗と刑事のコント、18KINは時事ネタ漫才と会話にBGMをつけてはどうかという話、オジンオズボーンは漫才でCMに出たいとか赤ちゃんが欲しいとかいう話、の10組。前説はマロンマロンだった。
結果は麒麟(477キロバトル)、スマイリーキクチ(425)、ペナルティ(413)、はなわ(413)、ビーム(345)、CUBE(345)、Bコース(321)、18KIN(305)、オジンオズボーン(273)、きぐるみピエロ(221)の順だった。5~6番目が同点なので今回は6組がオンエアとなる。
私は4組にボールを転がして、そのどれもがオンエアを勝ち取った。スマイリーキクチの突拍子もない例はすごい。「例えばジャイアンもテレビだと悪いやつだけど映画だといいやつじゃん」とか。逆にペナルティは精彩を欠いていたと思う。格好で笑いを取るんじゃなく内容で勝負してほしいと強く思った。
前説のマロンマロンは3ボールカスケードをやっていた。以前にもそんな芸人見たことがあるなと思ったら、1年前に「東京笑い者カーニバル」で同じマロンマロンを見ていたのだった。こんなところで再会するとは。
代々木公園でダブルダッチチームを見たりしてから一体前に移動すると、吉井、山本、久保、東がいた。
今日はなぜかボールが手につかなかった。投げも安定しないしキャッチもすぐに落とす。5ボールがこんなにできない日も珍しい。
山本から1990年のIJAハイライトが返ってきた。
その後、吉井に誘われて東京大学落語研究会のライブを見るために駒場小空間へ。落語をやるのかと思ったらコントばかりだった。しかも爆笑オンエアバトルみたいに、各芸人がネタを披露して観客が審査するというお笑いバトル方式。プロと比べちゃ悪いけど、どの組も演技力なさすぎ。面白いネタや、表現方法としていいものもあったんだけどね。

6月14日(金)

マラバリスタ(20:00~21:00)

昼にサッカーの日本対チュニジア戦があったため、青い服を着た酔っ払いがたくさんいた。
目黒が来ていたのでディアボロを教えてもらう。スピードループでディアボロが傾いても回転をかけながら直せることが分かった。スピードループのポイントは、ディアボロが左に行ったら大きく右へ返すことらしい。あと左手を動かさないとか、右の脇を締めるとか。
曽我部から1995年IJAチャンピオンシップが返ってきて、1996年を貸した。今村からラミロ・コレクションが返ってきて、通販で買ったアレグリアを渡した。代金もその場でもらう。5,500円。送料と為替レートの関係でかなり高くなってしまった。

6月13日(木)

一体前(19:00~21:00)

久保だけがいて、少しして帰った後にしんちゃんがやってきた。
3ボールの3アップピルエットで、74400 というのをやってみた。やってみようとした。そんなに難しくないので少し練習すればできると思うけど、ただ、見た目は大して面白くなさそうだ。むしろ変則的なシンクロが入る 7-(4,4)-0 の方がいいような気がする。
本日午前中に、会社の近くにある東京医大病院へ診察を受けに行ってきた。第一内科の医者の診断によると私の病名は急性気管支炎、要するにただの風邪らしい。診察料は本人2割負担で3,750円。結構高いな。
その後、処方箋を持って近くの薬局へ。これがでかい店で、数十人の薬剤師がバタバタと働いていた。その割には薬が出てくるまでの時間が長く、30分以上待たされた。どうせ決まった数の錠剤を出したり粉末や顆粒を量り売りするだけなんだから自動販売機で十分なんじゃないか? とか思ってたら6種類×10日×3食分という大量の薬を渡されてしまって驚く。渡してくれた薬剤師も驚いていた。この薬の量か、「ただの風邪」という診断か、絶対どっちかが嘘だ。

6月12日(水)

マラバリスタ(19:00~20:00)

今日はシガーボックス講習会だった。私も多少は指導したものの、また腰を痛めるとまずいので少しだけにしておいた。風邪もまだ治っていない。会社では社長から「病院に行って来い」という辞令まで下されてしまった。保険証どこだっけ?
神谷から1996年IJAチャンピオンシップが返ってきた。今村に『ジョジョの奇妙な冒険』54~58巻と映画のビデオを返した。

6月11日(火)

まめぞう(19:40~21:00)

色々あって久しぶりにまめぞうに赴く。最終的に20人近く来ていたかな。
剛史のディアボロルーティンを見せてもらった。早いテンポで難しい技を次々と繰り出すところがよかったけど、ややミス多し。本人も「これほど決まらないとは思わなかった」と言っていた。本番だともっと決まらなくなるよ。
剛史に「ラジカルクラブニュース」2本、1998年と2001年のIJAチャンピオンシップを貸して小さなディアボロを2個受け取った。今村には録画テープを返した。

6月10日(月)

一体前(19:40~21:00)

家でおとなしくしてても風邪は治らないので、とりあえず一体前へ。今村、良樹、竹内、しんちゃんがいた。最後まで残ったのは3人で今村が最年少だった。
さすがに体がつらいから休み休み練習した。5ボールカスケードが続くと体が熱くなっていくのが分かる。練習中は大丈夫なんだけど、終わってからの疲労感が激しい。食欲もなく、喉も痛いから、物を食べることが大変な労働となる。もう1週間もこんな状態だ。治るか倒れるか早くどっちかに決めて欲しい。

6月8日(土)

マラバリスタ(18:10~21:00)

ディアボロはスピードループでようやく回転がかけられるようになってきた。あまりループを大きくしないで小さな円を描くように回せばうまくいくようだった。ただし糸が変なところに触れているらしくてディアボロがどんどん傾いてしまう。まだマスターしたわけではない。
今日はディアボロの新しい技を3つ習得した。サンとリキャプチャーとスティックリリース。このペースで毎日技を覚えていけば来年の今頃には軽く1,000を越えてるな。
体育館の真ん中ではデビルスティック講習会が開かれていた。ふとそちらの方を見ると、センタースティックを地面に置いて、みんなでハンドスティックを指先で回す練習をしている。いいのか、それで?
今村からテレビ番組を収録したビデオなどを借りた。

6月7日(金)

一体前(19:10~21:00)

久保、良樹、しんちゃんが来て、終了間際にガリもやってきた。ガリは何かの帰りかと思ったらこれからバイトに行く途中だったらしい。翌朝9:00まで。そりゃすごい。
今日の練習は全然だめだった。体が重くて言うことを聞いてくれない上に、何が原因なのか分からない筋肉痛に見舞われていた。猛烈に練習したのは3日前だけど、そのときの筋肉痛だとしたら遅すぎないか?
ガリがシェイカーカップを持っていたので触らせてもらった。新品なのにカップ同士の摩擦もそんなになくて意外と使いやすかった。

6月6日(木)

一体前(18:40~21:00)

曽我部、良樹、拓馬、山内、ガリ、しんちゃんがいた。ロディは来るなり「飲みに行こう」と言って、既に一体前で飲んでいた数人を連れて行ってしまった。私も風邪引いてなければ行ったんだけどな。
5ボール5アップピルエットで、回ったあと5個のボールを全て回収することに初めて成功した。無我夢中だったので、フラッシュの投げがどうでどんな感じに掴んだのかなど全然覚えていない。何かすっごい嬉しかったことだけ覚えてる。
おやつの2人が今週末のお仕事用に作ったトーチルーティンを見せてもらった。さすがやり慣れてるだけあってミスの少ない楽しいルーティンになってる。

6月5日(水)

マラバリスタ(18:40~20:00)

体育館に入ると大勢が輪になってディアボロを回している。何事かと思いきや、ディアボロ講習会が開かれているのだった。私も途中から加わって、ハイトスを中心に練習。キャッチがうまくなるとハイトス中のピルエットが極端に簡単になる。スポッティングしないで適当に回ってもダブルピルエットが楽々間に合ってしまう。
今村と逆223をやってみた。最初は久保とやったときと同様に333でのタイミングによる慌しいパスだったけど、そのうち彼の工夫によりサイトスワップ的に無理のない状況になった。投げる側は一緒だけど受け取る側がちょっと違う。最初の左2回転が飛んできたら自分も左2回転で投げ返し、次の右2回転に対しては右3回転を返す。要するに逆223を23で返せばいいのだ。すると最後の3回転は2人同時に投げることになって、体勢を立て直すための時間的余裕も生まれる。3回転シャワーに移行することもできる。横から見ても結構綺麗なんじゃないかな?
1995年IJAチャンピオンシップを曽我部に、1996年を神谷に貸した。

6月4日(火)

一体前(18:20~21:00)

山本、久保、曽我部、黒田、chieさん、竹内、今村、しんちゃんが来ていた。サッカーの日本対ベルギー戦があるため多くの会社で定時退社となり、早く帰ることができた。chieさんと2人で喜んでしまった。
5ボールの3アップピルエットに初成功。何も考えずに回ったらあっさりできた。でもピルエット後の最初の左手の投げがいい加減だったので、修正しようとして色々考えながらやってたらできなくなった。ビギナーズラックだったのか?
今日は練習しすぎで体がつらい。そう言えば風邪引いてたんだった。

6月3日(月)

一体前(19:40~21:00)

今村、山積、拓馬、ガリ、竹内、松垣あたりがいた。山内もいたっけ?
今日は来た時間が遅かった上に今村や松垣と喋っていたので練習時間がなくなってしまった。会話の中で一番驚いたのは「IJAに何回か出たことがある」「ジュニアで入賞したかも」「ちょっと太ってる」という、たったこれだけのヒントでたちどころにリック・フリーシャの名前が出てきたこと。よく分かったな。
今村に勧められて初めて5ボールの3アップピルエットをやってみた。当然のことながら5アップよりは簡単で、少し練習すればできそうなところが楽しい。これからは5アップと平行してやっていくかな。

6月2日(日)

一体前(17:40~21:00)

山本だけがいて、しばらくして久保、白井がやって来た。
今日も久保の相手をして1カウントマサカリの練習をした。私は受ける専門だから特に難しいことはないはずだけど、今まではあまりうまくできていなかった。それが今日、何となくコツを掴んだ。簡単に言うと「基本に忠実に」ということ。普通の1カウントからマサカリに入ったときに、その下側を通してパスを返そうとしていた。実はそんなことしないで普通に内側から外へ逃げるように投げれば問題なく続くことが分かった。相手から来るクラブの回転が見えるようになってきたことも大きいかな。
ボールのピルエットでもやや進展あり。昔、東が教えてくれたように最初に落ちてくるボールでスポッティングしたら落ちてくるボールに対処できるようになった。頭では分かっていたんだけどね。
久保から1998年IJAチャンピオンシップが返ってきた。

6月1日(土)

シルク・バロック(17:30~19:30)

関内にある横浜文化体育館で1日限りのシルク・バロックの公演があるというので見に行ってきた。東京電力がスポンサーになっていて、何と無料。16:30開場で全席自由席だったので14:00に行ったら既に行列ができていた。5,000ぐらいあった座席がほぼ埋まるという盛況ぶりで、私が座ったのは前から10列目だった。
公演は全部で17演目。順にスティルト、シャンソン(2曲)、コントーション、手品(ワインボトル、水)、スピニングボール、エアリアルコントーション(2人)、輪くぐり、手品(風船に針を刺す)、ジャグリング(ブーメラン、ピンポン球で演奏)、鑚桶、バルーンマジック(剣を飲み込む)、クラウド・スイング(2人)、頂花籃、自転車、ジャグリング(3ボール、巨大な風船、孔雀の羽)、太鼓、そしてエンディングに太神楽(撥とサッカーボール、和傘)。
彼らはエンターテインメントに徹していたと思う。同じヌーヴォー・シルクに属するシルク・エロワーズの、芸術を追求した(と思われる)演出が退屈だったのとは対照的に楽しかった。体育館のステージを使ったということもあって専用劇場を持つシルク・ドゥ・ソレイユほどの派手さはなかったものの、演目間のつなぎもスムーズでクラウン他のキャラクターもうまく使われていた。これなら金を払うのに十分値すると思った。払ってないけど。
技術的に一番すごかったのは自転車。BMXのソロ技を次々と繰り出して圧巻だった。スティルトの人の走ったり開脚したりする大きな動きもよかった。
演出的に面白かったのは助手と絡むコントーション、剣を飲み込むバルーンマジック、ジャグラーのちょっとしたネタ(スピニングボールを回転させた状態で宙に浮かせるとか、ブーメランを頭でキャッチするとか、孔雀の羽を吹き矢のように発射して落ちてきたところを額でバランスするとか)あたり。