2001年2月の日記

2月28日(水)

マラバリスタ(18:50~20:00)

松垣が来ていたので久しぶりに少しだけ箱パス。彼が持ってきた、ナランハの『シガーボックスパーフェクトガイド』を見ながら2人パスや1人4箱の技をいくつかやった。第2版は技の種類が豊富でなかなかすごい。高木やロディ、長もやってきて大技をいくつも練習した。
間違って家にあった、デビルスティックのハンドスティックを返した。私のはどこ?

2月27日(火)

一体前(18:50~21:00)

実に10日ぶりにジャグった。吉井が帰るところだったので、少しだけ話をした。しばらくして東がやってきた。
今日は勘を取り戻すために、各種技をゆっくりやってみるだけに留めておいた。そうしたら、体は意外に覚えてるもんだということが分かった。まあ、10日ぐらい誤差のうちってことかな。
吉井も東もサルティンバンコを見に行きたがっていたので、横浜公演最終日の予約を取ることを約束した。忘れないようにしないと。

2月24日(土)

MPF(18:30~20:00)

Malabaristas Performance Festival(略称MPF)の、今年が第1回。ジャグリングにとらわれないパフォーマンスに挑戦できる場を設けるという主旨の元に開催された。主旨が主旨だけに、ジャグリングをする出場者はあまりいなかった。
出演者と演目を列挙すると、長克成の光りもの、歌藤三希子・土田寛子の無言劇、東佑輔のカラオケ、山内喜久「DJ Year!まうちの要! Check it out, Yo!」、今村悟のボール、ロディの皿回し、池田泰之のパントマイム、加藤邦道「死んだビデオテープ101の利用法」、佐野壮文の手品とジャグリング、永野清仁・伊藤洋一「マラバリスタ史上最悪の1分間」。10組12人、司会は隈部典子と山本悠子、休憩も入れて1時間ちょっとのステージだった。
自分の芸は、ネタ的には悪くないと思うが、構成や演じ方などもっとよくなるはず。今回は準備期間が短くて、アイデアを熟成させたり人に見てもらったりすることができなかった。これは私に限らず出場者全てに言えることだと思う。
今回見に来てくれた人に聞きたいことは、私の芸は「どこが悪くて、どうすればよくなるか?」という点。ステージ終了後から打ち上げの2次会まで、周りにいた人たちにずっと問い続けていた。松浦「クリティカルに悪かったのは構成が平坦だったこと」。井口「あれはステージ全体の中のちょっとしたネタという意味では使えるけど、1つの独立した芸としては成り立たない」。潮「流すときには、もっと同じものを続けて変化は持たせない方がいい」。南里「本当に101あるのか数えてたんだけど、20個飛ばしたところでやめてしまった。最後のネタが唐突で分かりにくい」。吉井「自分の中でもっとテンションを上げてできたらよかったんじゃないですかね? 灰皿は、煙草を何本も吸って押し込んでいけば分かりやすかったと思うし、リモコンも、ビデオだけでなく色々なリモコンを見せておくとよかったかもしれない」。などの意見をもらった(酔っ払っていたので記憶がやや曖昧)。
長や高木あたりと話したこと。今回のMPFは運営もバタバタしたしステージ全体を見ても各芸人の演目を見ても、よかったと思える部分は大してなかった。しかしそれは反省して次に生かせばいいことで、「MPFを開催したこと」および「出場したこと」は誇っていいし、「やらなくてもよかった」ということだけは誰にも言われたくない。時間もなく、「開催しない」「出場しない」という圧倒的に楽な選択肢がある中で開催したことには必ず何らかの意義がある。
しんちゃんと意見の一致をみたこと。自分が忙しくなるとなかなか時間が取れなくなってくる。そのときに大きいのは「練習する時間は取れるが、アイデアを考える時間は取れない」こと。練習なら毎日1時間とか決めてかかればできなくはないが、考えるという行為のためだけの時間を取ることは難しく、しかも考えるときは24時間そればっかり考えていたりするからだ。
今回のMPFをやってみて強く思ったのは、1つのステージを創りたいということ。自分が芸人として出るその数分間だけでなく、他人の演じる部分から司会、オープニング、クロージングなど全てをまとめる演出を手がけてみたい。今は無理だけど、いつかきっと。
打ち上げの最後まで付き合ったのはいつ以来だろう? 午前6:00帰宅。
松浦からIJA1999年のチャンピオンシップとハイライトを返してもらい、恭子さんに貸すと言ってあった本7冊を渡した。

2月22日(木)

コメディーナイト 5 days

プランBでのライブ。松垣から「腰を痛めて練習できない」という連絡が入ったため、急遽見に行くことにした。当日1,800円のところ、先着15名とかで前売料金の1,500円にしてもらえた。
出演者と演目は、ましゅ & Kei「ビゼーのカルメン」、わがし「腹話術入門」、Hotch Potch「ジョナさん」、トガ「叶わぬ夢」、ケッチ!「球児」、まこと「バルーン BALLOON」、いながきあつき「故障」、タルタルホスピタル「何これ?」、(休憩)、アタギシンイチ「男はつらいよ リミックス」、小林誠「写真」、タルタルホスピタル「どこ?」、ふくろこうじ「MARUO」、タルタルホスピタル「ぷ ぷ ぷっ」、Kaja「3D Radio Sircus」、ななな「待つ女」、重森一「よだかの星」。全部で2時間20分だった。
ましゅ & Kei のハンドベルは随分久しぶりに見たけど、素晴らしいものだった。Hotch Potch の2人によるプレート・マニピュレーションが今回最もよかった演目。テンポもよく、技術的にしっかりしているので見ていて楽しい。小林誠のパントマイムは、途中の「早送り」「巻き戻し」のところがすごくよかったのに、落ちが普通だったり説明がくどかったりするのが惜しい。次回に期待が持てる芸人だと思った。なななは、いつ見ても安定して面白い。

2月21日(水)

MPFリハーサル(18:40~21:00)

いつもの駒場小体育館でMPFのリハーサルだった。私のネタは「死んだビデオテープ101の利用法」。とりあえず出場することだけ決めて考えたネタで、他人に見せるのも初めてである。今回自分に課した「ジャグらない」「パクらない」「内輪受けを狙わない」は達成できているのでまあまあかな。でも作り方によってはもっともっと面白くなると思う。
リハーサルは本番と同じ順番で行なわれた。第1部が長、うた & つっちー、東、山内、今村の5組、10分の休憩を挟んで第2部がロディ、池田、加藤、佐野、永野の5組。司会がゆうと隈ちゃん、照明は高木、尾崎、ゆめ、音響はあねご、道具など雑用が三芳だった。今村とロディはリハーサルに来ていなかった。いいんか、そんなんで。
終了後、私と山内、高木、永野、尾崎、それに現地で合流したちょりさんの6人でリハ打ち上げと称した飲み。MPFネタを中心に色々な話題で盛り上がった。高木によるとマラバリスタは「ジャグリング」「飲み会」「学生サークル」の3本柱で構成されているらしい。また、永野の話や尾崎の話など聞けて、結構有意義だった。たまに飲みに来るのもいいもんだな。
家に帰ってからリハーサルのビデオを見てみた。私は全体的に早口で、何を言っているのか分からないことも多かった。一方、動きはまあまあだったので、喋り方に気を付ければいいんだと思う。

2月18日(日)

曲決め

14:00に松垣邸に行き、借りてきたCDの曲を聴いた。「シェリーにくちづけ」のオリジナルとカバーで4種類あり、「フェードアウトしない」「シガーボックスのテンポに合う」「ある程度の長さがある」という観点からピチカート・ファイヴのアレンジに決めた。あとはこれでルーティンを考えて、編集した方がいい部分は編集することになる。SHAZNAの日本語バージョンも結構よかったんだけどね。
ぐっちゃんにもらったビデオも見た。静岡でドーナツが演じていたもので、時間もあることだしボールやクラブの部分も合わせて見た。テンポのよさ、箱の色の使い方、曲と完全にシンクロした動きなど参考になる部分は多い。彼らのいいところは吸収して、しかし似たものにはならないようにしないといけない。頑張ろう。
帰るときに、デュベに頼んでおいたシガーボックス4個を受け取った。
広幡さんからビデオのお礼の電話があった。わざわざ電話なんてしなくていいのに。
アマゾン・ドット・コムから「キダム」のDVDが届いた。おまけ映像が付いているかと期待したのに字幕が7か国語で表示されるだけ(しかも日本語はない)だった。

2月17日(土)

綾瀬市すぎのこ幼稚園(10:00~11:10)
海老名市内の公園(14:00~17:30)
一体前(19:30~21:00)

ぐっちゃんが個人的に依頼されたお仕事を手伝いに行くため、6:30に家を出て多摩センターへ。シガーボックスおよびクラブソロの簡易ルーティンと、最後に4人で2人ずつ平行に並んでのスリースリーテンをやった。子供相手にやるのは初めてだったけど、自分のはあまりいいルーティンではないと思った。全体に技が多くて急ぎすぎている感じだった。ぐっちゃんたちみたいに、もっと子供と遊ぶ感覚でやらないといけない。
昼食後、近くの公園で練習。私以外の3人はコンバットやフィードは初めてだったらしい。でも1日でぐっとうまくなった気がする。2回転セブンはまだ早いと思った。
19:00から松垣と練習する予定だったのが、公園でゆっくりしすぎたのと、渋滞に巻き込まれたのとで30分も遅れてしまった。私が行く直前まで伊藤がいたという話を聞いて、松垣1人じゃなかったことが分かり、ほっとした。
今日の新技は、2人が2個ずつ持った状態で両手の箱を同時に高木タンブルで回すというもの。4個の箱が一斉に回るのと、1個ずつ回転が逆になって歯車みたいに見える(はず)のが綺麗なのではないか? 3:1の2個パスの途中に入れると効果的だと思うけど、要練習。
3:1の2個パスで手渡し背中の後ろをやってみた。前にやったときは、パスを受ける側が最初から持っていた箱を背中の後ろを通すだけだったけど、今日やったのは投げる側もそれと同時に背中の後ろを通すというもの。投げた瞬間から回し始めないといけないので、2人の手の動きは鏡像対称になる。それとも受ける側が投げる側に合わせればいいのか? あと、背中の後ろができるなら頭の上や足の下も同様にしてできる。
手を交差した状態から3個を000に投げるのは、やってみたら意外に簡単だった。投げにくいんだけどね。
椅子の使い方。最初に1人が座っていてもう1人が1人技をするという案がある。屋内ステージだったら最後にまた1人が座って照明をフェードアウトさせてもらうという手もあるけど、屋外だからどうしよう?

2月16日(金)

マラバリスタ(18:50~21:00)

ぐっちゃんとクラブパスをしたら腕が痛い。最近パスをするたびに腕が痛くなるのは、単に練習しなくなったからだろうか? そう言えば去年のこの時期は手のあちこちに怪我をして、テーピングしながらパスしてたっけ。
五月祭用に用意した曲をいくつか聴きながらシガーボックスで1個パスをやってみた。パラパラはシガーボックスのリズムに合わず、フォルクローレは盛り上がる部分に欠け、シルク・ドゥ・ソレイユは編集が必要など、どれも難しかった。ここで何も決めないとまたずるずる延びるだけなので、中でも割とましだった「シェリーにくちづけ」でとりあえず作ってみることにした。あ、椅子を持ってきたのに使わなかった。ちょっとショック。
24日のMPFに向けてスタッフが色々と動いていた。マリア・チョードゥが来たときのビデオがあったので借りて見た。全体で10分、見るべきところは2分程度だった。しかし名前が「マリア・チョーゼフ」になっているのはどうしたことか?
広幡さんから頼まれていたビデオを宅急便で送った。

2月15日(木)

一体前(19:00~21:00)

ひたすら1人技の練習をしていた。いつ以来だ? 一体前には剣道の人たちが常に2~3人いたので、後から来た私は狭い場所でやっていた。剣道は体育館が使えるんだから、こんなところで練習するなよ。
今まで024ピルエットや[10]24背中の後ろピルエットだと思っていたものは、どうも034、[10]34だったらしい。ひょっとすると044、[10]44かもしれない。ここまでくるとあまり関係ないけど。そして今日はその[10]34背中の後ろピルエットに初成功! 1回だけ、でも嬉しい。

2月14日(水)

マラバリスタ(18:50~20:00)

今日の練習時間は、そのほとんどが4年生宛ての色紙にメッセージを書くことに費やされた。20枚ぐらい書いたかな? 結構時間がかかったけど、知ってる人は全員書けたのでよし。
あねごにMPF音響の紙を渡し、長からその他要望を書くための用紙をもらった。音響以外なら書くことはいっぱいある。
今日はバレンタインデーということで、ゆうとつっちーからチョコレートをもらった。ありがとう。

2月12日(月・振替休日)

一体前(15:00~16:40)

到着したときには既に松垣がいて1人でボールの練習をしていた。昼間の方が暖かいだろうと思って早い時間にしたのに、曇っていて夜と変わらないぐらい寒かった。
いくつかの曲をかけながら適当にパスをやってみた。テンポ的に合わない曲は即却下され、3曲ほど残った。しかしどれも決め手に欠けたのでもう少し探してみることになった。要点は途中で2~3回止まるポイントがあること、最後は盛り上がって終われる(フェードアウトしない)ことで、時間は問わない。長くてもパスは意外に時間を食うから大丈夫だし、短ければ技をどんどん切っていけばいいのだ。
それにしても曲決めでこんなにてこずるとは思わなかった。練習は余裕を持ってかなり早くから始めたつもりだったのに、結局普通になってきた。今は1週間に2~3回しか2人練はしてないし。
今日の新技、内中オールターン。3:2の1個パスの技で、3個持っている方がソロ技のオールターンの要領で全て投げ上げるが、内側の1個は隣へ向けて投げる。このとき隣も手の2個を同様な動きで前後反転させる。うまく決まれば一瞬にして箱5個の色が変わるというインパクトの強い技になる(はず)。あと、2人同時ピルエットもやってみた。同じく3:2の1個パスで内側の箱を高く投げ、2人が同時に回ってから受け取る側の人がそれを真ん中に挟んで取るというもの。ピルエットが本当に同時にできればかなり綺麗に見えると思う。難易度的には1アップピルエットと変わらないので、練習すればできそうだった。
椅子の使い方も考えてみた。今のところ4個から6個にする部分で、増やす2個を載せるだけの用途しかないので、もう少し意味を持たせることはできないか? 4:0から3:3に変わった直後に松垣が椅子の上に飛び乗り、004外中:内中という上からと下からの1個ずつのパスを入れることができる。その後彼が右側に飛び降りて3個同時パスに入ればそれほど変ではないと思う。ステージに登場した段階で一度椅子を使って、それを伏線にできたらもっといいんだけど……。

2月11日(日・祝)

曲探し

14:00ごろ松垣邸に行き、私の持っている曲をいくつかかけ、その後渋谷の「TSUTAYA」で何曲か視聴した。特にこれといったものはなく、明日試しに曲に合わせたルーティンをやってみることにした。いつまで探していてもしょうがないので、ここらへんで見切りを付けようと思う。

2月10日(土)

マラバリスタ(18:00~21:00)

3時間まともに練習したのは1ヶ月ぶりか? しかも吉野さんとちゃんとしたパスをしたのは夏合宿のプレ徹ジャグ以来、実に半年ぶりのことだった。1回転セブンで技をビシバシやられるとは思わなかった。ナインにも挑戦したけど、まだ全然だめだ、投げることすらままならない。パス練習が終わるころには右腕は上がらなくなるわ、左手の平に痣はできるわ、爪は割れるわ、パスをした~って感じだった。
せっかく椅子を持ってきたのに松垣が来ない。電話してみると寝ていたようで、練習時間終了15分前にやってきた。夕べは飲みすぎて記憶をなくし、気付いたら西新宿にいたらしい。渋谷からそんなところまで歩いていったのか?
南に「今度卒業する4年生に寄せ書きを書いてください」と言われた。おっちゃんが色紙を用意していて、それにみんなでひと言ずつ書いていた。全部で20枚以上あるらしいので、今日は時間もないし次の機会に書くことにした。知らない人も何人かいるので、何て書こうか悩むところではある。それにしてもわざわざ言いにくるなんて、南、いいやつだな。
注文してあった雑技のビデオを松垣から受け取った。東からは1992年のIJAチャンピオンシップが返ってきた。

2月9日(金)

一体前(18:50~21:00)

1人で練習していたら伊藤がやってきた。テストが山を越えたので久しぶりにジャグりにきたとのこと。
1時間以上2カウントや2回転セブンをやっていたら、右腕が痛くなった。クラブパスは最近あまりやってなかったから筋力が衰えているらしい。

2月8日(木)

一体前(19:00~21:00)

行く途中で山内らしき人を見かけた。練習から帰るところだったんだろうか?
体が暖まるまでは何をしても安定しない。5ボールは続かないし、シガーボックスは斜めって上がるし、クラブは襲ってくる。最初に何をして、どういう順番で練習していくのが最も効率がいいんだろう?
クラブの背中の後ろをやってみたら、全然できなくなってる。もともとできなかったんだけど、それにしても忘れ方が激しい。やはり毎日のように練習してないとだめですね。

2月7日(水)

マラバリスタ(18:50~20:00)

体育館はいつになく人が少なかった。雨が降っていて、わざわざ出かけるのがためらわれるような寒さだったから当然か。帰るころには雨に雪が混じるようになっていた。
来ないと思っていた松垣が来たので、少しだけ箱パスの練習をした。3:1の2個パスで、ある程度速く投げることができるようになったことと、124:-3-2-2が安定してきたことが収穫だった。ピラミッドはまだ微妙。
昨日12-1だと思っていた技は、詳しく解析した結果24-1だったことが判明。右手の箱は上から時計回りに1/4回転で左手に渡し、その間に真ん中と左の箱を回転させながら同時に下から投げる。左側の箱が反時計回りに2/4回転したところでこれを右手で下から掴み、あとは空中に残った箱が4/4回転したところで両手の箱で挟めばいい。ところが松垣のやり方は少し違っていて、右から左に渡す箱に回転は付けず、2/4回転した左側の箱を上から掴んでいた。彼のやり方だと240になる。
今村や山内と話したこと。腕を内側にひねって手の平を外に向けることができるのは人間だけらしい。ということは、この動きが入るペンギンキャッチができれば人間であることの証明となる。一方、これができないからといって人間ではないということにはならない(命題の逆は必ずしも真ではないから)。ペンギンキャッチはできないけど人間であることを示すには間接証明の手法を使えばいい。つまり色々な技を点数制にして、トータルで何ポイントか取れれば人間であるというわけ。面白い基準ができるといいな。
松垣に貸していたビデオが潮から返ってきた。駒場祭のビデオはまだ人に借りられたままで、借りることができない。もうすぐ整理期間に入るらしいから、その前に借りておきたいんだけど……。今村からMDをもらった(のかな? そう言えばお金を払うの忘れたぞ)。

2月6日(火)

一体前(19:00~20:00)

誰もいなかったので松垣に電話したら、寝ていた。今日は予定があったので1時間ほど練習して引き上げた。20:00近くなってから吉井がやってきたが、最近は一体前で吉井を見ることもほとんどない。
松垣にソロ技の12-1というのを教えてもらった。箱2個を回転を付けながら下向きに投げ、これをキャッチするというもの。投げる方向が上ではないため、左の2個を投げたとすると普通に左手で取ることはできない。右手の箱を左手に渡し、空中の箱は右手でキャッチしなければならないというのがポイントである。あと、竜半の技で中回転というのもやった。ひっつけを外側の箱ではなく、真ん中の箱で行なうというちょっと変な技である。
3:2の1個パスで、外中のパスをしようとしたら箱が前後に半回転してしまった。最初はただのミスだったけど、これが安定してできるようになるとパスで色を変えられることになるので、少し練習してみた。さらに、最初に2個持っている方がその2個を色を変えるように半回転させてからキャッチすれば、3箱の色を全て変えたことになる。その上、投げた方も何とかして箱をひっくり返すことができれば、いつのまにか5個全ての箱の色が変わる。これ、結構いい技かもしれない。

2月5日(月)

一体前(19:10~21:00)

今村が1人で練習していた。去年はもう少し人がいたよなあ、とか言いながら、最後まで2人だけだった。
久々のパッシング。ナンバーズ用の小さいクラブと普通のヨーロピアンが混ざった、変な構成だった。小さいクラブに慣れるとヨーロピアンが重い重い。でも段々ロバスト性が上がってきて、最終的には関係なくなった。
ほとんど練習したことのない3回転ナインが多少続いた。今村の甲斐性によるところが大きいんだろうけど、練習すればできそうだということが分かって嬉しい。後は相手を見つけるだけだな。
今村に「ドラリオン」を渡した。大勢で見た方が絶対いいんだけど、「合宿まで我慢できるかなあ?」と言っていた。

2月4日(日)

一体前(20:10~21:00)

名古屋から戻ってきて、ぎりぎりの時間から少しだけ練習した。一体前に着いて松垣を呼び出した。
3:3の3個パスの、3回投げて両外抜きの技が意外と難しい。1回目は大丈夫、1クッション置く2回目も何とかなるけど、連続で投げる3回目とそれを取ってからの両外抜きが大変。次第に箱の並びが乱れてきて、最後の両外抜きは甲斐性の見せ所になる。
松垣に名古屋土産のういろを渡した。
家に帰るとアマゾン・ドット・コムから「ドラリオン」のビデオが届いていたので見てみた。何じゃこりゃ~!!! 技的には「キダム」をも上回ってる! おそるべし中国人。ヴィクトル・キーも変なボールやってるし……。ショー的には「キダム」の方がいいので、私の中ではシルク・ドゥ・ソレイユの最高傑作ではないけど、これを最高傑作に推す人がいても全然不思議はない。私にとっては中国雑技の最高傑作かな。

2月2日(金)

マラバリスタ(18:40~21:00)

マリア・チョードゥが来るというので急いで行ったら、ちょうど演技の終わるところだった。遅かった……。でもシリコンボールにサインしてもらえたので、目的は達成。マリア効果で、知らない人を含め初めて見る人が大勢来ていた。知ってるところでは広幡さん、繁岡さん、田端さん、刑部さん、今瀬など。中嶋さんや山積にも久しぶりに会った。
シガーボックスの3:0の3個パスでは、箱が手元からなくなったときに少しずつ服を脱いでいけることを発見。ちょうどクラブの3アラウンドでシュトラーレマン & ゼーネがやっていたことがシガーボックスでもできるわけだ。
3:1の2個パスで、私が足の下キャッチをしたあとに戻した箱を松垣が中抜きをする、という技を練習した。2個が綺麗にくっついた状態で返すとうまくいかなかったが、2つが乱れて少し離れた状態で飛んでいれば中抜きが極めてやりやすいことを発見した。それからはかなりうまくできるようになった。今後の課題は、2個の箱をいかに安定して乱れさせるかという1点に絞られた。
3:3の3個パスでは、3回投げて両外抜きという技をやってみた。まずは普通に000で同時に投げ、1クッションおいて再び000で同時パスをする。今度は間髪を入れずに000で投げ返し、それを受け取ったら2人同時に両外抜きをするというもの。3箱のパスがかなり安定しないとできないけど、練習すれば何とかなりそうではある。最後の技は両外抜きが精一杯だろう。
松垣が竜半のところから仕入れてきた中抜き~ひっつけ~中抜きを練習していた。初めはできる気がしなかったけど、しばらくやっているうちにコツを掴んできて、何となくできるようになった。最初と最後は中抜きをするというよりも、コンベアの要領で箱1個を高く上げるつもりでやるとうまくいく。しかしこれが基本技で、上級編としてレインボーだのオクターブだのという技があるらしい。竜半すごいな。
長がMPFの準備を進めていた。高木が照明、あねごが音響係になったらしい。音はどうしようか? うたとつっちーが組んで出るという話を聞いて、ちょっと嬉しかった。
今村にラ・ヌーバのビデオを渡した。松垣から曲の入ったテープが返ってきて、箱ビデオ「BOXES BOXES BOXES」も貸してもらった。

2月1日(木)

ダメじゃん小出・元気いいぞうジョイントライブ「挑発」

久しぶりにプランBのライブ。行けるかどうかも分からなかったため誰も誘わなかったけど、現地で南、加茂、香耶子、吉井、丸岡、飯田さん、安部さんに会った。サンキュー手塚らしき人も見かけた。当日2,500円のところ、案内葉書きを持っていたので前売料金の2,000円にしてもらえた。
元気いいぞうの「差別はだめだから無差別に殺そう」というメッセージと、ダメじゃん小出の意味もなく女の子を前に出して車掌の帽子をかぶせ、シガーボックスの電車を見せる「電車マニア」、下ネタっぽく行なう「天皇の田植え」、右翼の息子が死んだ父親を偲んで東京観光をする話あたりが面白かった。つまらない駄洒落を連発して、「まだまだ続きます」と畳み掛けるのもすごいと思った。小出さんは電車ネタと右翼ネタをやらせたら冴えてる。さすがマニア。